秋も深まって朝晩冷え込むようになり、街中でも紅葉が見られるようになりました。
我が家の庭には紅葉する樹木はありませんが、草草が色付き、秋の終わりの風情を醸し出しています。
その代表がギボウシ。
ギボウシも小型の品種はさして色付かないうちに地上部が枯れていきますが、中型の品種は綺麗に色付きます
タマノカンザシの方が早く色づくようです。
葉脈が黄色く残って、葉の部分が先に茶色になって枯れていきます。
夏は灰緑色の葉が厚めのギボウシはこれからドンドン色付き、初冬には庭で黄金色に輝きます。
その時を刻一刻と待つのも、晩秋の庭のお楽しみです。
そんな我が家のボーダーガーデンは、ノリウツギ・ミナヅキのドライになった花とボニカ’82の実と名残りの花と、その奥にパイナップルセージの赤い花とで、毎年繰り返されきた秋の風景。
これが見納めとなりますね
ギボウシは掘り上げて持って行く予定。
庭奥もシランの葉が色付きました。
周りの葉が常緑なので、黄葉具合が結構目立ちます。
窓際のハマナスの葉も色付き始めました。
掘り上げて持って行こうと思っていますが、あまりに大株なので移植が上手くいくかどうか心配でもあります
ハマナスの黄葉とサルビア・レウカンサの紫色の花とパイナップルセージの赤い花。
柿の木に絡まっている黄緑色の蔓はムカゴ。
その下で色付いている葉はアスチルべ。
紅葉の名所で、ダイナミックで燃えるような艶やかな風景を見るも良し。
庭の小さな草に、過ぎゆく秋を感じるのも良し