12月1日(金)
できた当時から一度は乗ってみたいと憧れていた水戸岡鋭治氏デザインの伊豆急の豪華列車「THE ROYAL EXPRESS (ザ・ロイヤルエクスプレス)」
願い叶って、この度横浜~伊豆下田間に乗車してきました。
水戸岡氏のインテリアデザインが好きで、豪華バスに乗り、海賊船に乗り、フルーツパーラーで食事しと、少しづつ目標に近づいていきとうとう列車に
横浜から伊豆下田への食事付き乗車プランを申し込み、抽選に当たるか否かドキドキしながら結果を待ちました。
第一希望通りの日程になって良かった
乗車前にこのプランの待合室を兼ねた「ザ・ロイヤルカフェ・ヨコハマ・モンテローザ」にてお茶のサービスを受けながら記念乗車券を頂きます。
席が何号車になるか、この時に分かります。
11時50分
いよいよザ・ロイヤルエクスプレスに乗車
期待通り木がふんだんに使われた水戸岡デザインの車内
12月なのでインテリアがクリスマス使用になっています。
私と次女の席は五号車
組子細工の壁に囲まれたセミコンパートメントタイプの席でした。
一層木のぬくもりを感じられて~
天井は格式高い格天井
このアーチ型の格天井は、かの「ななつ星」とこのザ・ロイヤルエクスプレスしかないそうです。
圧倒されます~
私は寄せ木細工のような床も好き
各車両色々なデザインの床板が貼られています。
ウエルカムドリンクを頂きながら、本日の道のりを地図を見ながら次女と確認。
伊豆へは車でしか行ったことが無く列車は初めて。
伊豆下田まで列車は海沿いを走っていくのですね。
車内ではクリスマスにちなんだバイオリンとピアノの生演奏が聞こえてきます。
「戦場のメリークリスマス」が今年は切なくて~
食事は伊豆高原のフレンチレストラン「エルマイヨン」のシェフの監修
オードブルに窓の組子細工の陰が映って~ザ・ロイヤルエクスプレスに乗っているのを実感しウキウキ
地産地消にこだわったフランス料理のコースを頂きました
どれも超美味しかった今年一番かもしれないぐらい。
食後はシェフが挨拶に回って来てくれて、まるで本当のレストランのようでした。
車窓から眺める相模湾
海は穏やかで、天気も良く、水平線が曲線です~
13時40分過ぎに伊豆高原駅へ到着
ここで少しの間停車し、駅のホームでサンタさんの衣装を着た駅長さんにお土産を頂いたり、地元の特産品の販売があったり。
静岡らしいスイーツを買いました。
停車中に他の車両を見て回りました。
ゲストはほぼ皆さん席を立っているので、ゆっくり拝見できました。
どの車両も素敵で、一つとして同じ車両がありません。
どこも本当に素敵
通路のステンドグラスも美しいです。
皆さんが席を立っているのは、3号車で行われているクリスマスマーケットを見るためだったかも。
金色の格天井キラビヤカで、とにかく美しい
ドイツやデンマークのクリスマス小物などを販売していて、どれも可愛くて~ついつい買ってしまいました。
2号車は子供も楽しめる仕様になっていますが、今は乗車に年齢制限を設けているので使われていないそうです。
車内が明るく床も高めになっていて、デザインが可愛らしい
運転席後方の1号車
この車両の天井はデザインがまた違います。
運転席からの眺めって、特別ですね。
各車両を拝見し席に戻る途中の床
木の床が好きだな
そんなこんなで、あっという間に目的地が近づいてきました。
伊豆の海辺には岩がごろごろしています。
アテンダントの方が、伊豆半島の成り立ちを教えてくれました。
大昔伊豆半島は島で、その島が本州にぶつかって半島となったそうで、それ故植生も本州とは少し違っているのだとか。
ミニうんちくゲットです
15時10分頃、伊豆急下田駅到着。
あっと言う間の約3時間半でした。
名残り惜しいったら~
ザ・ロイヤルエクスプレスと記念写真をパチリ
乗車前の待合室から、ザ・ロイヤルエクスプレスのスタッフのアテンドが素晴らしく、いつも笑顔で、他愛無い質問やお願いにも丁寧に答えてくれ、最後の最後まで気持ち良く過ごすことができました。
伊豆下田駅では、バイオリンの生演奏で見送っていただき、こんな贅沢で優雅な経験は長い人生でも、そう無いかと思います。
スタッフの皆様に感謝
今回は片道という短い区間の乗車でしたが大満足
「神は細部に宿る」ですね。
次女曰く「始終ご機嫌」の私でした
伊豆下田観光へ続く
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