旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

十勝ヒルズ ~北海道ガーデン街道2016

2016年06月27日 23時09分15秒 | 北海道ガーデン巡り

6月25日(土)
朝から雨が降る最高気温13度の寒い一日になりましたが、リニューアル後でグランドオープン間近の十勝ヒルズへレンタカーを走らせました。
今年の北海道ガーデン街道のポスターにもなっているし、4年前とどれぐらい変わっているのか、この目で確かめなくちゃ

以前よりボリュームが増したポタジェ。
ジャガイモの袋栽培のディスプレイが面白い

ポタジェの中心の石積みは英国式伝統工法ドライストーンウォーリング。
ガーデンの彼方此方で見かけました。
コッツウォルズで見て来た石積みと同じなのかしら。
カッコいいし、このガーデンの個性になっているのでは。


メインボーダーガーデンでは黄色のルピナスが満開でした。


以前の名残かな
私の好きなルピナスとシャスターデージーのコンビも。


トンボ池の周りに通路ができて、周囲を歩けるようになっていました。
雨だったので、池から沢山顔を出したスイレンの花が閉じていて残念でしたが、開いたら見事でしょうね。

晴れていたら、そんな池を丘の上のベンチから眺めるのも、良いな


ロマンチックな色合いで、宿根草がモリモリ咲いていました。
アストランティアが生き生き咲くのは北国だからでしょうか。

広い芝生も気分が良いし、周りのボーダーガーデンも素敵


気温の低い雨の日が続いたそうで、薔薇の開花が一週間ほど遅れているのだとか。
北海道の花色は関東地方より色が鮮やかなので、同じ薔薇でも印象が違うような気がするし・・・
あ~、見たかったな~

 


咲きそうで咲いていない薔薇の赤い新芽や蕾の林立とシルバーとオーレア(黄緑色)の葉の組み合わせに、ハッとしました。
薔薇と宿根草の組み合わせは色々見てきたつもりだけど、新芽との対照的な色の組み合わせはとても新鮮
薔薇の背丈が低いせいかな
これは狙いなのかしらん
なかなかに面白いと感じるのは、私だけ


ピンク色のヤマボウシ


芝生の中のアイランド型植栽に、フッと「風の・・・」を思い出したのは、植えられていた白いカンパニュラのせいだけではないかもね


もう少し回りたかったけれど、雨がけっこう強くなってきたので断念して、レストランに向かいました。
それでもガゼボで雨宿りしながら約一時間ぐらい歩けたから、ラッキーだったかな。

 

ファームレストラン「ヴィーズ」は、以前訪れた際もランチしましたが、メニューもサービスもすっかり変わっていて、本格的になっていました。

サイドビュッフェの前菜とサラダなど。
生ハムがお口のなかであっという間に溶け・・・4、5枚いっぺんに食べれば良かった。
豆料理もディップも


メインのマンガリッツァ豚のローストとデザート三品。
いくつも在るデザートの中から断腸の思いで選びました

これで1600円ランチビュッフェは、お得すぎる
一つ一つのお料理が美味しいのは勿論、設えは美しいし、スタッフのサービスがVERY GOOD


晴れていたら・・・とか、
バラが咲いていたら・・・とか、思いますが、
十勝ヒルズは見所満載で心地良いガーデンに変貌していました。

7年かけてリニューアルしたそうなので、前回訪問した時は、その途中だったのでしょう。
それにしても、ランドスケープと植栽の違いは著しかったです。

ガーデンは一時のものにあらず

また訪れたいな~
今度はお天気の良い日に、もっと時間をかけてね。

北海道ガーデン街道巡りは続く 

 

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