先日、NHKbsで生放送された米国アカデミー賞の授賞式を、初めてほぼ最初から最後まで観てしまいました。
けっこう長い時間でしたが、色々な作品を知れたし、超久しぶりにプレゼンターとして登場したミック・ジャガーとメグ・ライアンの姿を見ることができて嬉しかったです。
NHKありがとう
米国アカデミー賞に8部門にわたってノミネートされていたし、若かりし頃のボブ・ディランの物語なので観に行ったのが、
『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
私はボブ・ディランの世代ではないけれど、中学時代からフォークソングが好きだし、ボブ・ディランやジョーン・バエズは歌も人物も超有名なので知っていました。
映画ではボブ・ディランがどういう風な音楽人生を歩んだかが、周りの人たちとの関係も含めて分かったし、音楽史に刻まれるボブ・ディランがエレキギターで歌った日の経緯や、当時のフォークソングの成り立ちも知れて、収穫だったかな。
当時のアメリカの政治状況とかも。
何より沢山のディランとバエズの曲を聴けて嬉しかったです
有名で好きな歌がいっぱいでした。
ディランを演じたティモシー・シャラメは可愛くて、キャスティングは一寸違うかなとも思いましたが、頑張ってディランに似るよう演じていたような気がします。
ジョーン・バエズ役のモニカ・バルバロは(本人が歌っているんだよね?)声が美しくて歌が上手くてビックリしました。
音響の良い映画館で観るのが良いですね~音楽の映画は
若き天才詩人・中原中也と女優・長谷川泰子と評論家・小林秀雄の三人が織りなす物語
岡田将生君目当てに観に行ったのが、
『ゆきてかへらぬ』
物語の中心人物は広瀬すずチャン演じる長谷川泰子で、彼女と中原中也と小林秀雄の愛と青春の物語かな。
全体を通して映像は時代を感じさせるノスタルジックな雰囲気でセピア色っぽく、デカダンスな雰囲気に溢れていて、美しいです
けれども、主役の三人の美しさが現代的で、なんとなく映像から浮き上がっているような気が・・・
当時の女優によせようとしているのかと思わせる泰子のセリフがわざとらしく感じたのは、脚本のせいなのか演者のせいなのか・・・
すずチャン、熱演ではあったけれども
映画を観ると、中原中也の詩は好きですが、天才とはいえ若い頃は嫌な感じの奴だったのだと思って、一寸がっかりしましたかね~
広瀬すずチャンが来ていた衣装が映画館に展示されていました。
何を着ても絵になっていましたよ。
若き天才たちが自由に活動できた「昔」は、より創作がしやすかったんじゃないかと思います。
現代は発信できるツールは沢山あるけれど、私生活がさらされるから、破天荒な天才は生き辛いんじゃないかと思ったりして
青春ってイイな~
この二本はそんな映画でしょうか
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