卍の城物語

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BEST~2005-2011~/チャットモンチー

2012-04-01 00:04:24 | ロック
チャットモンチーのベスト盤が先月出たので今更だけどレビュー♪


去年のロック界といえば、震災復興を願った再結成ライヴが多く見られたりしましたが、最大の衝撃ニュースといえば高橋久美子のバンド脱退である。

今更多く語るのも何なので、とりあえず内容紹介。


初回限定版のみDVD付き。
もちろん初回限定版を購入しました。


デビューから高橋脱退までの3ピース時代のシングル、そしてアルバムのオープニングチューンが収録されている。

1. ハナノユメ
2. 恋の煙
3. 恋愛スピリッツ
4. 東京ハチミツオーケストラ
5. シャングリラ
6. 女子たちに明日はない
7. とび魚のバタフライ
8. 世界が終わる夜に
9. 橙
10. 親知らず
11. ヒラヒラヒラク秘密ノ扉
12. 風吹けば恋
13. 染まるよ
14. Last Love Letter
15. 8cmのピンヒール
16. ここだけの話
17. バースデーケーキの上を歩いて帰った


ベストはリリース順の曲順に限るし、こちらもリリース順。

各アルバムにもシングル以外の名曲も多いが、そうなると好みの問題になるので、オープンニングチューンのみ収録というのはなかなかのアイデアかと思う。
ボリューム的にもシングルだけじゃ物足りないからちょうどいいですね。
他にも人気曲入れたら2枚組になってしまうしね。

ベストはあくまでベストだから、CDは買ってないライトなファン、チャットモンチーを気になっていた人や、これから聴き始めるであろう人にはもってこいのアイテムですね。


全体通して聴くと、やっぱりチャットモンチーは奇跡だったんだなと思う。恐るべし名曲の数々・・・。

女子3人がここまでロックを奏でることが出来、しかもセールス的にも成功したというのは奇跡以外の何物でもないです。
彼女たちが活躍したこの時代にいてよかった。


初回限定版のボーナスDVDのセットリスト

1. DEMO、恋はサーカス (JITTERBUG 2005.10.15)
2. さいた (JITTERBUG 2005.10.15)
3. メッセージ (SHIBUYA CLUB QUATTRO 2006.07.02)
4. ひとりだけ (SHIBUYA CLUB QUATTRO 2006.07.02)
5. とび魚のバタフライ (日比谷野外大音楽堂 2007.07.07)
6. 恋愛スピリッツ (日本武道館 2008.04.01)
7. 長い目で見て (Zepp Tokyo 2009.07.05)
8. シャングリラ (国営ひたち海浜公園 2010.08.08)
9. 風吹けば恋 (国営ひたち海浜公園 2010.08.08)
10. ここだけの話 (Acoustic Ver.) (Billboard Live TOKYO 2010.11.23)
11. 染まるよ (Acoustic Ver.) (Billboard Live TOKYO 2010.11.23)
12. 真夜中遊園地 (Zepp Osaka 2011.06.18)
13. Last Love Letter (Zepp Osaka 2011.06.18)
14. 拳銃 (Zepp Osaka 2011.06.18)
15. ヒラヒラヒラク秘密ノ扉 (club GRINDHOUSE 2011.09.29)
16. 親知らず (club GRINDHOUSE 2011.09.29)
17. ハナノユメ (club GRINDHOUSE 2011.09.29)


既にDVD化したものから数曲あるが、ほとんどが初映像化のプレミアムなライヴばかり。


M1,2はデビュー直前のワンマンライヴ。
デビュー前なのでまだまだアマチュア感が臭うが、ポップセンスは光る。
「さいた」は音源化してないのでかなり貴重である。

M3,4は「耳鳴り」発売直前のライヴ。
もうプロといった貫禄がある、まだ尖がってた時代のライブ。

M5は「レストランスープ」より。

M6は初武道館の「レストランメインディッシュ」より。

M7は「WASH THE LIVEHOUSE '09」より。

M8,9は「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2010」より。
この映像はものすごく感慨深い。この場にいたからね。
前の方で見てたのでわからなかったが、見ると5万人びっちりいますね。
懐かしい、というか興奮しててあんまり覚えてないけど・・・。

M10,11は限定のアコースティックライヴより。
チャットモンチーのアコライヴなんて興味ないわ~、と思って当然だが、この2曲は意外といい味出してる。
チャットの音楽センスは計り知れないという事がわかる。

M12~14は「YOU MORE 前線」より。
このツアーの選曲はもう一つだったが、後半のこのハードロック3連発はさすがにすごい!

M15~17はクミコ在籍のラストライヴ。
みんな笑顔なのか印象的。
ヒラヒラはここ近年ライヴでしてなく、16ビートだから久美子の脚に負担が掛かるからやってなかったのだと思ってたが、ラストライヴなので披露してくれて嬉しかった。
自然発生したクミココールも温かくほんわかして、笑ってお別れできた素晴らしいライヴでした。
この映像の収録が一番ありがたかった。もやもやしてたファンは救われたと思う。


ブックレット内にはライナーノーツがあって、特に同期のベボベの小出のライナーはなかなか泣ける。

後半部にはチャットモンチーの過去のライヴが全て記載されているのは嬉しい限り。


そんなわけで、このベストにてチャットモンチーの第一期が終わった。
言いたくは無いが、奇跡の時が終わったともいえる。
でもチャットモンチ-は続くわけだし、また奇跡が起こるように祈ってはいる。


このベストは日本のロック女性上位時代の輝ける一瞬を凝縮したアルバムである!!必聴すべし!!


オススメ度(ロック評価)・☆☆☆☆★(4.5)

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