
梨の季節になると、以前にも書いたかもしれませんが、庭にあった梨の木を思い出します。無くなってしまった梨の木、語呂合わせみたいです。

「梨
」


梨の木の
無しのように無に帰する
そんな話をもぎ取りながら
無しになってしまうとセンチメンタル
たわいなく話した乙女時代はおセンチ
早乙女のように長十郎
大きく熟した実を選びながら
美味そうな梨が無いとは言いながら
たわわに実った小粒梨の実
剪定せずの家庭の梨の木
不満足のぶら下がりばかり
それでも
せずの小粒でと言いし古老の人々は深まり行く秋の実