ひな祭り

反対に今はヨチヨチという感じの父ですが、今日はひな祭り、女の子の節句の日となりました。こんな事をしている暇は無いのですが、のんきです。明日の入院の準備もあるのに、オムツなど買出しに行って来なければいけません。

昨晩から、両親の部屋は比較的に静かで、父もすやすや眠っていたようです。

明け方少し話し声が聞こえ、その後、今も静かです。

雪のちらつくひな祭りとなりましたが、今年は暖かく過ぎた方だと思います。３月中旬までの入院、どのようになるのか予想できません。母は楽になるのでゆっくり骨休めできそうです。

昨晩の父は固形のものが食べられたので、お寿司を買ってきました。土曜日でおすし屋さんは何処も一杯、帰るまでに寝てしまった父に、お寿司は間に合わないかもしれないと落胆していました。

その後、量的には一貫ほど食べたようなのでよかったことです。

わさび抜きにしてもらいました。味気なかったでしょうか？

母はいわゆる「しょんないかお（味気ない顔）」をして食べていました。

盛んにカニやえびを入れ替えたり、卵を加えたり。勧めたホタテを「多くない？」と加えたり。

その後、握りは母手ずから半分に刻まれて、父の口に運ばれたのでした。

昨日は久しぶりに見た妹の視線を気にしたのか、父の威厳を示そうとしたのでしょう、自分でスプーンや手を出して食べ物を口に運んでいました。

お寿司はどうしたものか、母の箸に運んでもらったものか、お茶も冷えたお茶しか飲めない感じなので、冷たい、お腹が冷える、そう多くは食べない、となったようです。

そうそう、思い出しましたが電気毛布がいるのでした。