junjunのはなまる日和&ときどきネパール

日々の暮らしとネパールのことなど・・・。

12度目のネパール  5.スカイプ交信 ネパール⇔日本の小学生

2013-12-29 18:02:51 | ネパール
2013.11/21(木)~22(金)

マテ村にソーラー発電を寄贈した大須ロータリーさんの計らいで、マテ村の小学生と日本の小学生とでスカイプ交信をしようとしたのですが、残念ながら、事前のテストでマテ村からは電波の状況が悪く交信ができないことがわかりました。

かといってマテ村の子供たちに銀杏旅館まで来てもらうには片道7時間の過酷な旅となるためそれは断念。

それでは・・と、筋田さんが支援するメールダラの小学生・・となったようですが、こちらも通信事情は悪く、検討の末、メールダラの小学生に銀杏旅館まで来てもらい交信をする・・・ということになったようです。 メールダラからでも片道6時間はかかるのです!  なので前日に来てもらって一泊してもらわないといけません。


 スカイプ交信前日 2013.11/21(木)

まだかまだかと私たちが首を長くして待つなか、日も暮れかけた4:30分過ぎに13人の子供たちが銀杏旅館に到着しました。(年齢は7歳~11歳)+(付添いの先生2人)  

6時間もかけてたどり着いたというのにけっこう元気。 夕食までの時間、こたつに入っておやつを食べ、ミルクティーを飲み、トイレを済ませたあと、お楽しみの洋服(上下)のプレゼントがありました。

7:00過ぎ ようやく夕食ができました。 いつもみんなが食べているダルバートです。 

これらはミナちゃん、ラスミちゃん、それにちょうど銀杏旅館に来ていたパンネくんのお嫁さん・ウルミラちゃんとパンネくん、サロジくんも加わって準備されたものです。







食べ慣れている物なのでよく食べてくれました。



夕食の後はネパールのダンスを披露してもらったり、国歌を歌ってもらったりして過ごしました。(ダンスは私たちにも踊れ、踊れと言われ苦手な私はギョギョギョでした!!)








ちなみにこどもたちが歌ってくれた国歌は、ネパールの王制がなくなった後(2008か2009年)に作られた新しいものだそうです。 そのため、そのころ学校に在籍した人たちやその後に入学した人は知っていますが、少し上の人はよく知らない人もいるそうです。

子供たちの歌声は澄んだきれいな声でほれぼれするほど! あとで歌詞を教えてもらったのですがその内容も素晴らしいものでした。


そして、9:00ころには布団に入りました。 こんな経験は初めてかな? 寝るのも楽しそうでした。







スカイプ交信当日 2013.11/22(金)

7:00過ぎ、屋上にて朝食。


朝食後、子供たちは屋上から見えた大きなシバ神像まで行き、おでこにティカをつけてもらってきました。 (ネパールでよく見かける赤でなく白いものでした。)  往復で1時間半くらい。 あの山道を登って帰ってきたのです。 それもスカイプ交信の始まる10:15分ぎりぎり・・・ ひやりとしました。 ここはネパール!!



いよいよスカイプ交信の始まりです。

日本側は名古屋の大須小学校の5年生です。

ネパール側にも日本側にもネパール語⇔日本語の通訳がいます。 
ネパール側はミナちゃん、日本側には男性のネパール人です。 (二人とも日本語ペラペラ)

子供たちの挨拶のあと

ネパールの子供たちが国家を歌いました。日本の子供たちも国家を歌ってくれました。
ネパールの子供たちは国歌を歌うときはみんな胸に手をあてて歌います。国を愛している姿が形に現れています。




大須小学校の子供たちは前もって班ごとにネパールのことを勉強し、いろいろな質問を用意してくれました。

ネパールの子供たちがそれに答えたり、ネパールの子供たちからの質問に答えてもらったりしました。





最後にネパールの子供たちはダンスを披露・・・ 自分たちで歌って踊ります。


約1時間の交信。 無事に終了しました。


この後、銀杏旅館の玄関前で記念撮影。 ミナちゃんの着ているのがタマン族の民族衣装です。


ここからまた6時間もかけてメールダラまで帰るので昼食を食べます。 またまた眺めの良い屋上です。



昼食後みんなが遠くを見ています。 どうもヒマラヤを見ているのではなさそう・・・。

なんと、「タイガー」がいるということです。 ですが、ネパールの人は○○○○のことをタイガーと言うそうです!! ニワトリや大きな牛まで襲うそう・・。 さて○○○○とはなんでしょう・・・?


私もみんなの見ている先を見てみました。  いました、いました 確かに「タイガー」というより○○○○のようでした。


1:00すぎ、いよいよお別れです。 ここからこのジープでスクテというところまで行き、つり橋を渡って、向こうで待っているミルク運搬のジープに乗り換えて(もしかしたらミルク運搬のジープでなく歩いて帰ったかも?!)6時間がかりでメールダラの家まで戻るのです。 楽しい思い出になったと思いますが、みんなホントにおつかれさま!!





次回は私たちがメールダラを訪問した時の報告になります。クイズの答えも次回に・・・