2023.1.22(日)
数日前に、ベランダのフーセントーワタの綿毛(種付き)が巣立って行きました。
もう何十年も前から使っているトロ箱に、いつの間にか芽を出して育つようになったフーセントーワタ。 毎年同じところに芽を出します。
今日はその一生(ほんの6~7ヶ月)を追ってみました。
芽を出したのは昨年7月の初めころかと・・(このころはまだ写真は撮っていませんでした)
2022.8/21 芽が出てからひと月以上。(室内から写しています)
2022.9/23 大分育って花が咲き出しました。
花は写真より実際に目で見た方がムラサキが濃くてかわいいです。
トロっとした甘い汁が出るせいかアブラムシなどがたくさん寄ってきます。(毎日手でつぶしていました)
2022.10/29 風船ができました。(たくさん花が咲いても風船になるのはほんのいくつか)
2022.11/7 2本目の木にも風船ができました。
風船は少しづつ色がついて徐々に秋色になっていきます。(そのころの写真はなく。。)
年が変わり2023年に。
2023.1/16 風船が割れてぎっしり固まって並んでいる種が見えるようになりました。
2023.1/17 翌日にはフワフワした綿毛が見えてきました。(種一つ一つに綿毛のドレス)
2023.1/18 そのまた翌日、フワフワした綿毛がはじけだしました。
1/19 今にも飛んでいきそうですが、風がなく飛び出せずにいます。
1/20 そのまた翌日、弱い風が吹いてきました。一つずつ別れを告げて飛んでいきます。
遠くに飛んで行くものや近くに落ちるものも。
私のベランダで初めて芽を出したものもこうしてどこからか飛んできたものか、時々購入する腐葉土の中に交じっていたものか・・・。
すっかり巣立っていったあとは口のあいた空っぽの殻だけになりました。
10年ほど前、初めて芽を出した時、なんだか分からないものを、何かなあと思いつつ引き抜きもせず根気よく待たなかったらこの光景は目にできなかったことです。
おかげで毎年かわいい風船を見るのが楽しみで、フワフワの綿毛を見るのも楽しく、種が飛んでいく姿も観察でき、長い期間楽しみを与えてもらっています。
初めをはっきり覚えていないのですが、たぶん今回で10年くらいは楽しんできたかと。
最初の頃はアブラムシに悩まされることはなかったような気がするのですが、ここ数年はアブラムシがついて苦労しています。
ちなみに、絵手紙を描くために切り取ってしまった一番最初にできた風船は玄関に飾ってあったのですが、12/26日ころから風船が割れだして年内に綿毛も飛び出しました。
20日くらい早い旅立ちでした。