2023.3.3(金)
旅の2日目
目が覚めて外を見るのは旅に出た時の習慣です。今日は一日曇りの予報。空はどんよりです(6:00過ぎ)。
朝食は6:30分から。
コロナ禍以降食事は定食式とのこと。ご飯は引き上げて頂きました。小食の私にはこれで十分です。
出かける準備はゆっくりしたいので食事は早めに済ませました。
食後は少し明るくなっていました。でも太陽は望めそうにありません。
ホテルのすぐ下が山形駅。宿泊したホテルの21階の部屋から。
止まっている電車も見えます。
8:00出発なので少し早めに部屋を出てホテルの写真など撮りました。24階建てなのでかなり高い。
ちなみにこのホテルのフロントは最上階の24階でした。
山形駅。
急に雪がちらついてきました。
8:00過ぎ出発
蔵王高原までは1時間弱とのこと。
山形駅近くでは全く見られなかった雪景色でしたが、しばらく走っていると雪の積もる風景になりました。
少々晴れ間が見えます。
ロープウエイ乗り場に到着しました(8:50)。雲は厚く暗いのはそのせいです。
ロープウエイを2つ乗り継いで頂上まで上ります。
①蔵王山麓駅(標高855m)ーー山麓線(距離1734m)ーー→樹氷高原駅(標高1331m)へ
②樹氷高原駅ーー山頂線(距離1872m)ーー→地蔵山頂駅(標高1661m)へ。
ふもとで開かれているスキースクール。こんな光景なつかしいです。
ロープウエイに乗るために2~3時間も並ばないといけない時もあるそう。すでにシーズンが過ぎたからかまだ早い時間だったからか10分ほどで乗ることができました。
並行してリフトが見えますが、ガラガラです。
ロープウエイから遠望は出来ませんが、下の森が見えるのもステキです。
そんなことを言っていたのはほんの下の方だけで、すぐにこんなことに ↓
ほんとに近くの景色しか見えません。
いわゆるモンスターと言われる樹氷ではなく、雪の女王がまとっているようなレースのドレスに見える木々の風景に「心が震えるってこんな時」と思った瞬間でした。
ほんとにステキです。
ここ樹氷高原駅でもう一つのロープウエイに乗り継ぎます。
到着した地蔵山頂駅の寒さは驚異的。(あったかい格好でと何度も念を押されたことをここで実感)
外に出る手前に蔵王地蔵尊の説明と額絵がありました。
一歩外に出て吹き飛ばされそうな風と雪と視界の悪さでさらに驚きです。
目に入るのは4~5m先の樹氷がいくつかだけ・・・
他には何にも見えません。写真に撮ってもこんなものでよくわからないですね。
吹雪を知らない私ですが、これは猛吹雪!としか思えませんでした。
出口のすぐ近くにあった開運の鐘。(撮りましょうかと言って下さる方がいて一枚だけ写して頂きました)
後ろ姿の見える人たちはスキーやスノーボードでくだる人たちです。大丈夫なのかしら?!
右に30mほど行くと、高さ2m50cmの蔵王地蔵尊があるはずなのですが、10m先も見えない状況で「遭難しそう」と思い、一人ではとても怖くて行けませんでした。
同じツアーの一人参加の方が戻ってきて言うには「振り返った時に人がいたからよかったものの、誰もいなかったら遭難しそうだった」そうで、やっぱり無理していかなくてよかったと思いました。
2m50㎝のお地蔵さんは首まで雪に埋まっていて、頭しか出ていなかったそう。
ロープウエイ乗車券にあったお地蔵さん↓ 雪景色ではないけれどこれで見たことにしよう。
そんなことで、山頂にはほんの10分ほどの滞在で又ロープウエイに乗って下ることにしました。
下りの樹氷高原駅の乗り継ぎ時に展示してあった馬ソリ(本物)を初めて見ました。(ドラマなどでは馬が引いているのを見たことがあります)
解説を大きくしてみました。
乗り継ぎの高原樹氷駅でもレースをまとった美しい木々が見られました。
ほんとにすばらしい・・・
やっぱりこれは雪の女王のドレス・・・
私は登りの時からこのレースをまとったような木々の景色がとても気に入り、すごい、素晴らしい、ステキ!と一人でずっと感激していました。これが見られただけで十分と思えるほどです。
あったかい部屋の中からこの景色ずっと見ていたいなぁ。
(考えたら、千葉でも雪の降った時の木々の風景はこのようなものなのでしょうが、めったに見られませんのでね)
乗り継ぎのロープウエイでさらに下ります。
標高が下がるごとに木々の纏う雪も少なくなってきました。
10:15分には下に降りてきました。
蔵王山麓駅ではこれから上がる人たちの行列ができていました。
旅行会社から指定された銘品館では、”玉こんにゃくの無料引換券”で、串に2つついている玉こんにゃくが頂けました。からしをつけますかと聞かれたので「はい」とつけて頂いたらこれがスーパーヒット(ごく普通のことなのかもしれませんが)。
とてもおいしかったのですよ。(団子でなく玉コンニャクですからね↓)
樹氷はほとんど見られなかったので、せめてポスターの写真でもと写してきました。
ポスターのような晴れの日は、1シーズンに数日あるかどうかだそうです。
とねるずの青木さんが昔訪れた時はそんな快晴の日だったそうで、なんと幸運なことだったのでしょう。
お菓子の宣伝パネルの樹氷
ホテルでクーポン券を頂いたので、ここでお土産をたくさん買い込み使い切りました。
11:00出発。
山頂の吹雪がうそのような空模様です。
昼食地の よねおり観光センター到着(11:50~13:00)
ここにも玉こんにゃくがありました。1本の串に4玉ついて150円でした。
あまりお腹もすいていなかったので牛肉コロッケとフライドポテトを注文しました。でもパサつく物同士でフライドポテトはほとんど他の人に食べて頂きました。牛肉コロッケは「う~ん牛肉がもっとたくさん入っていたらなぁ」(写真は忘れ)
建物がいくつかに分かれていて、通路にサクラが超豪華に飾ってありました。
啓翁桜とありました。(私も正月の花の後にこのサクラを活けました。最近お花やさんでよく見かけます)
特に買いたいものもなく、アスパラ菜とフキノトウを購入。(すでにこんなことに)
フキノトウはフキみそになっておいしく頂いています。
このほかにエナジーバー(カロリーメイトをちょっと豪華にしたようなもの)を一本買ったのですが、それは食事の足しにとその場で食べてしまったのでした。
よねおり観光センターのあとは
小野川温泉で温泉入浴(希望者のみ)と上杉神社に寄る予定ですが、そのことは又後日・・・。