銀座のヴィトン。
ビルそのものが、皮のような手触りでもしそうな感じです。
銀座も、コロナですっかり変わってしまいました。
大好きだったお蕎麦屋さんが潰れてしまったり、アフターコロナには、どんな街の風景が広がっているのでしょう。
緊急事態宣言が出ていても、街は普段通りの人混み。
感染に気をつけながらも、つい土日のランチは、外食です。
夜は出ないので、お借りした写真ですが、この皮のような隙間から明かりがキラキラ溢れ、きれいみたいです。
建築家・青木淳の設計です。
ヴィトンは、表参道も青木淳です。
コロナで、こんな状況の中、海外ブランドは、勢いを増しています。
ヴィトンは、青木淳・ピーターマリノがコラボして、銀座の並木通り店を3月にリニューアルオープン。
銀座シックスも、グッチなど海外ブランドが入ってリニューアル。
私は、単に見るだけの世界ですが、インバウンドがなくても、それがちゃんとペイできるのですから、日本という国は、どうなっているのでしょう。
生活保護も、新自由主義を日本に持ち込んだ竹中平蔵が、なくすようなことを言っていましたが、数年前から生活保護を申請しようとすると「扶養照会」というシステムを、あの片山さつきが作り、叔父、叔母などの親族にまで連絡が行くそうです。
そんな縛りに躊躇し、生活が困窮しているのに、申請を諦めている人がたくさんいると、新聞に出ていました。
「扶養照会」なんて、初めて聞きました。コロナ禍です。多くの人が知って、そんなシステムに反対し、人間が生きる権利を守っていきたいものです。
足元が、いろいろ揺らいでいるのに、銀座では、海外ブランドが勢いを持っている。
地道に丁寧に、安くておいしいお蕎麦を作ってくれていた、お店は潰れてしまったのに・・・・。
女性蔑視発言のこともそうですし、日本の、この構図、どうなっていくのでしょう。