みーことふーこの山ある記

山歩きや身近な話など、あれこれ書いてます。

スペイン旅行記6

2006-04-28 10:38:23 | スペイン旅行
翌日はセビリア近郊のイタリカ遺跡へ。
ガイドブックにはほとんど紹介されていないが、紀元前206年にできた古代ローマ帝国の町の遺跡である。

詳しい地図がなかったため(かなり広範囲の地図に小さな点がポツンと書いてあるだけ)夫とふたりであっちじゃない?、こっちじゃない?・・・と行ったり来たりしながら何とかたどり着くことができた。

広大な敷地の中には闘牛場や住居の跡が残されていた。
住居跡のきれいな色使いの床のモザイクはすばらしく、また下水などもしっかり考えられていて驚かされる。
日本はまだこの頃、縄文・弥生時代だからね~。

夫とふたりではじめて旅行したヨーロッパがイタリアだった。
そのとき見たポンペイの遺跡がものすごく強烈に印象に残っていて、それ以来遺跡好き(?)になっているかもしれない。

床のモザイク

~2005年5月のメモ書きより~ つづく・・・


スペイン旅行記5

2006-04-26 08:11:07 | スペイン旅行
曇りのバルセロナは、私たちが出発する頃には雨になっていた。
バルセロナからセビリアへは飛行機で移動。
あっという間に到着したセビリアは一転してまぶしいくらいの光り輝く太陽と真っ青の空が私たちを迎えてくれた。

今日の宿はネットで見つけた、カルモナに近いホテル。
詳しい行き方が分からなかったわりには比較的スムーズにたどり着いた。
ひまわり畑が一面に広がる中に(1ヶ月くらい先なら美しい黄色一色のひまわり畑が見られただろう)ポツンと建っていて遠く離れたところにカルモナの白い街が見える。
大きな中庭のある、お屋敷といった感じの建物で飛込みでは絶対入らない(入れない?)ホテルだ。
レストランも併設のようだがまったくお客の気配はなく少々気持ちが悪い。

レセプションのお姉さんには、オラとシ(はい)、ノ(いいえ)しか分からないのね、フフンと笑われてしまった。
ほんとはスペイン語どころか英語もダメです・・・

日が長く、9時半くらいまで明るいので夕方からカルモナの街を探索に出かけた。
戻ってもやはりお客の気配はなく、けっきょく泊り客は私たちだけ。
だ~れもいないっていうのが不気味で幽霊屋敷を連想してしまった。(ごめんなさい
実際には4つ星だけあってとっても快適。(私たちは相当安く泊まらせてもらっているし、)こんな状態でやっていけるのかと心配してしまう。よいホテルだけにもったいないなぁ。

ホテルの廊下
~2005年5月のメモ書きより~ つづく・・・


スペイン旅行記4

2006-04-25 08:57:48 | スペイン旅行
「サグラダ・ファミリア」へ行く途中でたまたま立ち寄った、「サン・パウ病院」は圧巻。
とにかく建物そのものが芸術品なのだ。(ここは世界遺産にも登録されている)

救急車や白衣の人たちが歩いていて改めてここは病院なのだと気づく。
うかれてカメラでカシャカシャは失礼かと思いつつも、外観も内部も本当にステキでついついたくさん写真を撮らせてもらった。
・・・こんな病院にかかれるなんてうらやましいなぁ。

ガイドブックにほとんど紹介されていないせいか、観光客らしい人は少なく、サグラダ・ファミリアのにぎわいがうそのよう。
「サグラダ・ファミリア」よりこっちのほうがいい!!・・・ということで夫と私の意見が一致したのだった。

病院の門からサグラダ・ファミリアが見える

~2005年5月のメモ書きより~ つづく・・・


スペイン旅行記3

2006-04-24 08:21:06 | スペイン旅行
とりあえず、「オラ!」と「グラシアス!」だけは覚えた。
無謀だが、だいたいいつもこれ(こんにちはとありがとう)で乗り切っている。
いきなりのトラブルに見舞われたもののなんとかバルセロナに到着。

スペインというと、「フラメンコ」、「闘牛」、「パエリア」と他の日本人と同じようなイメージしかなかった私。
バルセロナの街は治安が少々不安だったが、ついてみるとそんな心配は吹っ飛んだ。
驚いたのは観光客の多さ。特にサグラダ・ファミリア、グエル公園、カサミラなどは世界中からガウディのファンが押し寄せているようだ。

「サグラダ・ファミリア」は建築開始からすでに220年以上、いまだに未完成でこの先100年とも200年とも言われている建物だ。
いつ完成するかわからないなんて私たち日本人にはちょっと理解しがたい感覚である。

サグラダ・ファミリアの内部は、足場が組まれ建設中の工事現場そのものだった。
中で働く人は思ったより少なくのんびりしたものだ。確かにあのペースならいつ完成するか分からない。先の遠い話だ。(日本人なら数年で完成させてしまいそうだが・・・)
ガウディの意志を継いだ人たちが次の世代に更に受け継いでいく。
ゆったりした時の流れが心地よい。
~2005年5月のメモ書きより~ つづく・・・

スペイン旅行記2

2006-04-23 16:52:12 | スペイン旅行
10:00名古屋発が18:35成田発と8時間以上の遅れとなった。
パリで乗り継ぎ、バルセロナへ向かう予定だったのに・・・。
当然、乗り継ぎ便には間に合わず今日中にバルセロナにはたどり着けない。

さて、成田から機内に乗り込んでびっくりしたのが食事のメニューまで変わっていたこと。
(名古屋からの機内食は全部廃棄処分か?・・・もったいないなぁ)
おまけに機内エンターテイメントも違う。セントレアから見ていた、ジム・キャリー主演の映画はもう少しで終わりだったのに結末が見られず少々消化不良。

パリ到着は夜中の11:55。
それからがまた一苦労だった。
私たちの乗った名古屋-パリ間はJALとエールフランスの共同運航便。
JALの乗客はパリで日本人の係員がてきぱきと対応してさっさとホテルに向かっていく。

それに引きかえ私たちエールフランスの乗客はというと日本語の分かる係員などそこらにおらず、そっけない対応だった。バルセロナのホテルのキャンセルを成田にいるときにお願いしていたのだが、それも分からないという。
ようやく空港から案内されたホテルはレセプションが手間取り、部屋に入れたのは1:30。
それからシャワーを浴び、ベッドで横になれたのは2時。
しかも明日(実際には今日)は搭乗時間が6時と聞かされているから5時にはホテルを出なくてはいけない。
ほとんど寝ていない状態で朝一番のバルセロナ行きに乗ることとなった。
~2005年5月のメモ書きより~ つづく・・・

スペイン旅行記1

2006-04-22 17:24:14 | スペイン旅行
「え~、マジ~?」思わず夫と顔を見合わせた。
セントレアを飛び立って1時間余り。
突然の「成田に着陸します」のアナウンスに愕然とした。
パリに向かうはずが成田???
詳しいアナウンスもないまま、成田へ着陸。
楽しいスペイン旅行のはずがいきなり出鼻をくじかれた感じだ。

成田ではひたすら待たされた。
意外にみな冷静で係員に詰め寄るような人はいない。
修理にまだかかりそうだというアナウンスが流れるたび、みながそろって大きなため息をついていた。
いったいいつまで待たされるのか、バルセロナまでたどり着けるのだろうか、そんな事を思っていたとき再びアナウンスが入った。
何と修理をあきらめ、別の飛行機に乗り換えると言う。
それならもっと早くそうしてくれればいいのに・・・。

結局、10:10にセントレアを出発の飛行機は成田を18:35出発という大幅な遅れとなってパリへと向かったのだった。
~2005年5月のメモ書きより~ つづく・・・

成田で待っている時に配られたお弁当

ゴールデンウィークは・・・

2006-04-21 10:20:57 | スペイン旅行
せまってきた、ゴールデンウィーク。
我が家でもどこに行く~?と話題に上がるものの今ひとつ決定打はない。
普段、どこかに出かける時は意外にあっさり決まることが多いので、この時期にこんな状態ではたぶん家でゴロゴロ週間になる可能性が高い・・・かな。

パソコンのデータの整理をしていたら、去年のスペイン旅行のメモ書きを発見。
なんか、なつかし~い
まだ未公開なので明日からのブログはしばらくスペインの思い出をつづってみます。
お楽しみに。