みーことふーこの山ある記

山歩きや身近な話など、あれこれ書いてます。

ケツァルパパロトルの宮殿

2015-02-10 05:27:55 | メキシコ旅行
ケツァルパパロトル・・・何とも舌をかみそうな名前の宮殿は月のピラミッドの西側にあります。

中庭を囲む建物の柱にケツァル鳥のみごとなレリーフが。


ケツァル鳥が羽を広げた姿が蝶(パパロトル)に見えたことからこの名前がついたのだそうです。

こちらはケツァルパパロトル宮殿下から発見された「羽毛の生えた巻貝の宮殿」

羽毛の生えた巻貝のレリーフが名前の由来のようです。


住居跡を通って「ジャガーの宮殿」へ。


頭に羽毛飾り、背中に巻貝を付けたジャガーが、ケツァル鳥の羽毛で飾られたホラ貝を吹く図。

1800年前の鮮やかな色に感動です。

太陽のピラミッド

2015-02-06 09:34:01 | メキシコ旅行
太陽のピラミッドは1辺が225メートル、高さが65メートルあり、世界で3番目の大きさです。
古いピラミッドを覆うように今のピラミッドが造られたことがわかっていて、頂上の平坦な部分には神殿が建っていたのだそうです。

階段は248段。けっこう急なところもあります。



頂上から見た月のピラミッド(右側)。


太陽の広場。


頂上にあるパワーストーン?

太陽のピラミッドのパワーをしっかりもらって下山です。

ケツァルコアトルの神殿

2015-02-03 07:03:29 | メキシコ旅行
ケツァルコアトルの神殿は200年ごろに建設され、1辺が65メートル、高さ20メートルで太陽のピラミッドや月のピラミッドに比べると小さなピラミッドです。
全体像はこんな感じ↑。



なぜか300年ごろに神殿を完全に覆い隠してしまったため、この外側の建物に登ってケツァルコアトルの神殿を見学することになります。



これまたわかりにくいですが、昨日「国立人類学博物館」で見たケツァルコアトルとトラロックのレリーフです。
レプリカのほうが色もきれいでしたが、本物はまた格別です。

このケツァルコアトルの神殿からは生贄の人骨が150体以上発見されているそうで、今もまだ発掘調査が続いているようです。
(2014年10月にNHKスペシャル「謎の古代ピラミッド~発掘・メキシコ地下トンネル~」として放送されました)

神殿を後にし、ひたすら死者の道を進みます。

ちなみに死者の道というのは、この遺跡を発見したアステカ人が通りの両側に並ぶ建物の跡を王の墳墓と見間違えたことからつけた名前だそうです。
つづく

テオティワカン遺跡へ

2015-01-30 07:32:13 | メキシコ旅行
メキシコシティから約50キロ北東に位置する世界遺産「テオティワカン遺跡」を目指します。

テオティワカンは紀元前2世紀に造られたメキシコ最大の宗教都市国家で、最盛期には20万人以上の人が暮らしていたといわれています。
その後7世紀末に謎の滅亡を迎え、12世紀ごろにこの地にやってきたアステカ人が廃墟となっていた都市を発見。
テオティワカン(神々の都市)と名付けたのだそうです。

テオティワカン遺跡へは、メキシコシティからメトロに乗り、北バスターミナルからバスで向かいます。
普通の路線バスのため、途中地元の方が乗り降り。
うっかり終点まで行ってしまうと(遺跡を通り越して)テオティワカンの町までいってしまうというのでドキドキです。

無事に遺跡に到着。
入り口でチケットを買い、中に入ります。


分かりにくいと思いますが、私たちは一番下の1番の入り口から入場。

南北に走る3.3キロの死者の道の右側には太陽のピラミッド、突き当りには月のピラミッドが見えます。

入り口正面にあるのがシウダデーラ(城壁)です。

1辺400メートルの正方形の城壁の中にケツァルコアトルの神殿があります。


つづく

チャプルテペック公園

2015-01-27 08:15:27 | メキシコ旅行
国立人類学博物館は1階の考古学フロアだけで24室。
さらに2階は民俗学フロアとなっており、とにかく広大。

ゆっくり見学していたらあっという間に時間がたっていました。
最後に2階を見学してい頃にはもう疲れ切ってへとへとに。



この国立人類学博物館のあるチャプルテペック公園は、東京ドーム約146個分にもなるという広大で緑豊かな公園です。
敷地内には、チャプルテペック城や動物園、遊園地、博物館、美術館などがあり、家族連れなどでにぎわっていました。

公園内で何度も見かけたのが人懐っこいリスたちです。




かわいらしい姿に癒されました。

国立人類学博物館 テオティワカン室

2015-01-23 07:21:28 | メキシコ旅行
テオティワカン室を訪れたころには各展示室は人でいっぱい。
一般の見学者のほかに、社会見学で訪れている子供たちの団体も多く、先ほどまでの独り占め状態がうそのようです。

テオティワカン(紀元前2世紀~7世紀)はラテンアメリカ最大の都市遺跡。
明日はこのテオティワカン遺跡を訪れる予定なので、しっかり予習しておかないと!

上の写真は太陽のピラミッドの前にあった円盤で、ドクロは太陽の神トナティウを表しているそうです。


こちらは、月のピラミッドの前に建てられていた雨神チャルティトゥリクエのオリジナルの石像。


実物大に復元されたケツァルコアトル神殿(レプリカ)。
右側がトラロック(雨の神)のレリーフ。丸い目が特徴的でロボットのように見えます。
その左がケツァコアトル(羽毛のある蛇で水と農耕の神)でこの二つのレリーフが交互に並んでいます。
彩色も忠実に再現されているそうで大迫力です。

国立人類学博物館 マヤ室

2015-01-20 07:26:02 | メキシコ旅行
3~9世紀にユカタン半島のジャングルで栄えたマヤ文明。
このマヤ室には、チチェン・イツァやパレンケなどの遺跡からの展示品が並んでいます。

ここでの一番の見所がパレンケの王墓の展示。

これはパレンケ遺跡で見つかった地下王墓の実物大レプリカ。


こちらは王墓から発見されたパカル王のヒスイの仮面(一番上の写真も)。
200の破片から復元したんだそうです。

ここも誰もいないので独り占め状態です(なんとも贅沢な気分~


チチェン・イツァ遺跡のチャック・モール像。
生け贄の心臓を献上するための台なのです。

国立人類学博物館 メヒカ室

2015-01-09 06:53:09 | メキシコ旅行

メキシコシティ観光ではずせないのが、国立人類学博物館です。
はりきって朝一番に到着!

まずは一番の見どころとされるメヒカ(アステカ13~16世紀)の展示室へ。
ここには有名な太陽の石(アステカ・カレンダー)があります。

展示室に入ると正面にありました~~!

広い展示室ですが誰もいません。

直径3.6メートルの円盤には、太陽神を中心に細かいモチーフが組み合わさっています。
1年365日を表す以外にもいろいろな意味があるらしいです。


テノチティトランの復元模型。
昨日訪れたソカロのあたりにピラミッドが並び、生け贄の儀式が行われていたとはびっくりです。


こちらは、アステカ人が敬った地母神(大地の女神)「コアトリクエ」の巨像(高さ2.5メートル)。
人間の心臓と手首、頭蓋骨をつないだ首飾りをしており、スカートはとぐろを巻いたヘビでできています。
女神のイメージとは程遠い、かなり不気味な像です。

メキシコシティ ソカロ

2015-01-06 07:00:25 | メキシコ旅行

今日からメキシコの旅をお届けします。

まずは、メキシコシティの心臓部ともいわれる「ソカロ(中央広場)」にやってきました~!
北側にはアメリカ大陸最大のカトリック教のカテドラル、東側には国立宮殿が。

この広場、ロシアの赤の広場よりも大きく、世界最大なんだそうです。

たまたま私たちが訪れたときは、メキシコ軍のイベントが行われていました。
(日本でいうと自衛隊のイベントみたいな感じです)


もちろん入場無料で誰でも見学できます。




出番待ちのわんこたち。

日頃はちょっと近寄りがたい軍の方たちを身近に感じてもらうためのサービスなんですね。
見学の人で大賑わいでした。