今日は、富山県の世界遺産「相倉合掌造り集落」を歩きます。
合掌造りというと岐阜県の白川郷が有名ですが、今回はまだ訪れたことがなかった相倉(あいのくら)へ行ってきました。
約100~350年前の「合掌造り」と呼ばれる茅葺の家屋が20棟現存しています。
秋篠宮殿下御歌碑。五箇山を気に入って何度もいらっしゃっているそうです。
相倉集落全景撮影スポットの展望台への道は、熊の目撃情報があったため進入禁止になっていました。残念・・・。
この感じをもっと高い位置から見られるようです。
相念寺
ビューポイントから。
民宿に利用されている家屋はさすがにきれいです。
ひまわりの向こうに合掌造りの家屋が並びます。
五
五箇山に唯一残る合掌造りの原型である原始合掌小屋。
「天狗の足跡」というのがありました。
天狗が左足で踏み込み、向かいの山へ飛んで行ったときの足跡だそうです。
確かに、左足ですね。
白川郷に比べると静かでのんびりできます。
(ただし、めっちゃ暑い・・・)
廿日石(はつかいし)
雪原からこの岩が頭を出すと、あと二十日で集落内の雪がなくなるといわれているそうです。
かなり大きな岩で、冬の大変さがわかります。
地主神社
皇太子殿下(現・天皇陛下)御歌碑
相念寺の
裏手にもビューポイントが。
しっかり堪能しました。
帰りに、道の駅「白川郷」に立ち寄ると、
本物の合掌造りの家屋を移築し、建築過程を展示・解説されています。
屋根の傾斜は60度の急勾配!茅葺き屋根の履き替えは本当に大変そう。
合掌造りの構造が間近で(特に屋根の葺き替えの様子が目の前に!)先に見てから行くとよかったなぁと思います。
懐かしいです、五箇山相倉合掌集落!白川郷に比べるとこじんまりとしていて観光客も少なく落ち着けますよネ(^_^)ニコッ!私が訪れたのは20年以上前だと思いますが、当時と雰囲気はほとんど変わっていないと思います。天狗の足跡はちょっと記憶にないのですが、原始合掌小屋は見覚えがあります。小さな小屋ですよネ?!
道の駅”白川郷”も数回立ち寄ったことがありますが、当時の造りとは違います。合掌造りを模した建物ではなかったと記憶しています。まして館内での合掌造りの茅葺きの葺き替えの展示・・ありませんでした。でも、どこかでその様子をビデオで見た記憶があります。
ことがあるのですね!
さすが~!!
この雰囲気はずっと変わっていないんだと思います。
(もしかすると世界遺産になって変えられなくなっているの
かも・・・)
道の駅の合掌造りは見学通路が屋根の高さで、目の前で
見られる茅葺きの葺き替えは迫力がありました。