建てこんだ町中の我が家では、家屋の構造上揺れたり風の音も余りしないのです。
今朝は「今日はプールへ行くつもりだけど」と宣言して玄関の戸を開けたら風が舞っていた。雨も激しい。
思わず首を引っ込めて仕方がないのでまだ暖かかった家のお風呂へ入ります。
午後になっていつもの悪天候用のスーパーへ
カラスも風やどりか?
NIKKEI プラスⅠ
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≪ご当地ひなまつりもうすぐ満開≫
第1位 雛のつるし飾りまつり(静岡県東伊豆町)
伊豆の稲取温泉に江戸時代後期から伝わる、娘の成長を願って手作りした「つるし飾り」の風習を受け継いだひな祭り
初めて稲取のつるし雛を見たのは10数年前に”あいたい時グループ”で熱海へ旅行した時です。
2月末のちょうど今ころ「親戚の熱海にある別荘へ泊まって旅行しよう」と誘われた。
「ごろ寝でよかったら何人でも泊まれるから」ということで結局8人が参加した。
朝一に富山から乗ってきた一人を加えて7人。米原から新幹線です。ものすごい珍道中です。
車両は結構空いていた。突然車掌さんが私達に寄ってきて、「今日は富士山がとてもきれいに見えますよ。もうすぐですから」とわざわざ言いに来てくれた。
風の強い日で頂上付近にたまった雪が青空に吹き飛ばされているのまで見えて感激した。
熱海で下車して東京から合流したもう一人と待ち合わせてその日は2台のタクシーで梅園へ行きましたがもう満開は過ぎていました。美術館を見てリゾートマンションの中にある”ベッソウ”へ入ります。
もちろん温泉の大浴場がついています。
翌日は昨日のタクシーの運転手さんにお願いして8人乗りの大型タクシーで伊豆半島をめぐります。
ベテランの運転手さんは普通の観光では出来ない所まで回ってくださって”天城峠“越えや修善寺、下田港までホントによく回ってくださったのだが、その時に稲取のつるし雛に出会ったのです。
もう一か所”河津桜”が満開でみな花見をしていました。
目いっぱい一日を回って最後に熱海で運転手さんに連れて行っていただいたお店で夕食を済ませてまた別荘まで送っていただきました。
帰りはこのまま別荘に残って親戚と合流する人。息子のところへ行くからと東京組は二人です。それぞれ別れて帰路につきましたが、今でも印象深い旅行では有りました。
もうこの8人で旅行することはありません。
一人はもう亡くなり、シニアマンションに入ったもの。私みたいに歩けなくなった者。体調の悪い者。
でも今でも3~4人はいつも集まっておしゃべりするのが精いっぱいです。
全国ニュースでつるし雛や河津桜を見るたびに思いだしています。