昨日から雷などあらゆる注意報が出ていて、一晩中雨が音を立てて降っていました。
今朝はしっかりレインハットにレインヤッケで出掛けます。
いつもは自転車で行かれる近所の方も迎えに行って同乗して出掛けます。
今日の高砂大学院の講義は【金沢の街と「加賀宝生」】というお話でした。
講師はシテ方宝生流の能楽師藪俊彦先生です。
きちんと和服袴姿での講演です。
金沢の町は昔空から謡が降ってくるといわれたくらい謡曲の盛んな町でした。
庭師や大工が高所での仕事中にも口ずさんでいたため、. そんな能楽が盛んな金沢の様子を. 空から謡が降ってくる. と表現したのです。
こんなに盛んになったのは初代利家公に始まり代々の藩主が謡曲をたしなまれたからなのだそうでいろんな記録や資料でお話しされました。
さて帰りにも”マジメ”を絵に描いたような彼女を乗せて帰りますが、ご自分でも「都会の田舎もんで何も知らん」とおっしゃるので誘惑して見ます。
「自分の好きなものを選んで食べる食堂があるけれど行ってみる?」と橋を渡った〇〇食堂へ誘います。
目を丸くしてうれしそうに小鉢などをお盆に乗せています。
結局二人とも食べ切れずにパック詰めにして持って帰ります。
「夜のおかずもできちゃったぁ」とよろこんでくれたからまあちょっと安心。