葉山の四季

葉山の四季をお伝えしたいと思います。

本物の旅物語 4 出会いの妙味。

2015-09-16 09:19:52 | ブログ仲間

三日目の朝一番は諏訪湖湖畔の「ガラスの里」でした。ガラスショップにはお客さんも少なく団体客を見送った店員さん三人ほどが相手をしてくれました。鹿児島からの人だと聞いてそのひとりが色々たずねています。

そのうち向井さんの鹿児島弁早口言葉(13日ブログ紹介)がはじまり、笑いが起こります。主任格の人が村永さんに話しかけ、どういう人の集まりか?とたずねています、村永さんが名刺を渡しながら鹿児島のfm放送とブログの話をしました。でもよく分からない、という感じでした。

私も列車のなかで「私たちはどういう集まりなのだろう?」 と思いながらの旅立ちでした。昨年も感じたことですが、不安とはまったく違う気持ちです。一言で言うと「出会いの妙味」と言えるのかと旅で出会ったこの言葉から感じているところです。

木曽の奈良井宿は不思議な空間でした。そのことは別に触れたいと思います、確か「花筏」という店でした。こんなに暗く写るとは思わなかったので書き出しておきます。

「人に出会い  物に出会い  花に出会い  人生は出会い  良い出会いを大切に

特別なことを言ってるわけではありませんが、この仲間との旅のなかで読むと心に染み込んできます、納得がいきます。

 

そんな出会いの妙味を感じたのがこの場面でした。

今回の旅で何回も何枚も撮られたうちの一枚に過ぎないのですが、意味があるのです意味を感じるのです。この場所は昨日通り過ぎてしまっている所なので、私のブログで14日に贄川関所として写真があります、関所から上がってきた所にある橋です。

その意味とはこの唄に関係しています。

木曽といえばこの唄木曽節ですが、この橋の欄干に鉄琴様の物が何本も吊るされていてそれを叩くとこの唄のメロディーになるのです。昨日贄川関所を離れてすこし走ると向井さんがスマホを見ながら「見たかったー、叩きたかった」と言い出しました。向井さんとは写真の右端の一番若い人「てんがらもん」ではお馴染みの顔ですね。プロのバスガイドさんです。

その向井さんの声を車中に残しながら車は次の目的地へ向かっています、残念でしたねという場面でした。

それを私はすっかり忘れていたのです。ですから昨日車が木曽路を南下しているときは中津川駅に向かうことにしたのか?と思いつつ乗っていたのです。車がここに着いた時、 ワイコマさんが前日の向井さんの願いに応えてくれたことに気付きました。それは多分前日の「残念でしたね」という段階ですでに予定されたのではないでしょうか。

バスガイドの向井さんにとってガイドする時参加者に喜んでもらえそうな場所、喜びスポットとも言える場所を体験したかったのでしょう。そしてワイコマさんはその気持ちを瞬時に理解したに違いありません。

向井さんが目に付けた喜びスポットは効力抜群でした、鉄琴を叩きながら喜ぶ顔、そのうちに唄い踊りだしました。アイパッドのビデオ機能で録画できましたが容量が大きすぎてアップできず残念です。

「良い出会いを大切に」とはこんな風に気付き、こんな風に行動し、こんな風に喜び合うことだと、「chidoriのブログ仲間 旅と勉強会」の教室は跨線橋の上でした。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする