今回の木曽路の旅を通じて印象深く残っているのが奈良井宿です。
多くの場所でそれぞれの印象が刻まれているので、容量の少ないkaeruの頭脳では混然一体となり馬籠も妻籠もどこもここも要するに木曽路です、となりそうです。
ならば今のうちに奈良井宿についてそれなりの感想を記しておくことは、また何時か訪れてみたいと思ったその時の己の為になるでしょう。
その意味でこの二枚の写真が何かを示唆しています。
暗いのは私のアイパッドで撮ったもの、明るいのはchidoriブログからの転用です(無断使用にて失礼します)。アイパッドの扱いの問題とかは別にして、この明暗の有り様は奈良井宿という街(がい)から受けた私の印象に合っています、書かれている言葉も含めて。
湖底に沈んだ村とかいう表現を借りれば、湖中に浮かぶ街、湖底ではないといって水面に出ている鐘楼もない、高い鐘楼も水面下にある。時代という湖の中ほどの水中にあるひとつの街、そこへ人々が出入りしているのです。
その時携える言葉は温故知新でしょう。
注:スマホで見たら暗い方の写真が逆さです、スマホの画像フォルダとアイパッドのそれが連携していないようです。直るのかなー、思案投首です。