今日の「てんがらもんラジオ」266回の内容は向井明美さんの旅ガイドです。村永さんブログ(この下のURL)にアクセスし、そこに紹介されている各URLをクリックしていただければと思います。
http://blog.goo.ne.jp/chidori-t/e/8c15f09fdbd3dea17c0635f34ace5802
それに、旅案内では「のびたさん」が、鉄道については「ワイコマさん」が薀蓄を傾けたコメントを届けてくれるでしょう。
向井さんのガイド印象はそのさわやかさです。鹿児島は桜島からの灰のもとでさわやかさが抑えられたかもしれませんが、当方では
薩摩から届いた風のさわやかさ
という感じでした。
ラジオやネットでの観光地案内の可否は、それを視聴した者がそこへ行って見たくなること、それも話をした人のガイドで訪れたくなることでしょう。 今日の向井さんの話は行ってみたくなる方の典型でした。向井さんが明日ご両親への親孝行で案内する湧水町の紹介からはじまったことによく表れています、ガイド先の町への愛着と両親への愛情がひとつになって視聴する者に伝わって来ます。
それが私を湧水町に誘います、勿論その地が霧島連山の一角で秘湯として名のある場所であり、その名も西郷隆盛に馴染む南洲館は創業111年ということも印象深く残りました。そこを始め、「霧島アートの森」宮崎県のえびの市「森岡城」も面白そう、鉄道の「特急 はやとの風」や「特急 いさぶろう・しんぺい」も心誘われることです。
そんな時、川柳めいた上五に何か持って来て、
それにつけてもカネの欲しさよ
という言葉が浮かんで来ます。
こんな風に、 旅したい それにつけてもカネの欲しさよ
話が現実味を帯び、行きたくなる旅先が増えるばかりです、それほどガイドさんの話が魅力的なのです。もし現地でガイドされていたら
さわやかなガイド見ていて景色見ず
ということになるおそれありでした。
もうひとつ、視聴中に浮かんで来たのは、「霧島アートの森」で、鏡よ鏡、の所。「あなたこそがアートです」に即し「向井さんのガイドこそアートです」と、それは森岡「城主」の森岡蔵徳(クラノリ)さんの言葉、
「ものづくりにかける情熱こそが人を動かす」に通ずるからです。