「大人に任せておけない」、
そんな風に言われた気持ちです。
昨日の「てんがらもんラジオ」の旅の話につながることですが、耳から入ってくる地名がなかなか厄介な場合があります。どういう字を書くのか、地元の人には何でもないことでしょうが。
昨日の阿久根市は以前のニュースで頭に入っていましたし、入来も石神さんの名前と結びついています。が、姶良を「あいら」とは直ぐには読めなかったなど考えつつ、ブリタニカの世界地図を開いてみました、1995年発行のもです。
この中では「Ibusuki」の指宿が読めなかったとか、ここにはありませんが肝属を「きもつき」というのも難しい、分かってみると納得はできますが。
地名が政治問題になったのはこれです。お粗末な話ですが、
少し前の話、視察先の現地の職員を前にしての訓示ですから !?
3月に入りました、旅の話にいっそう耳を傾けたくなる季節で、今日の向井さんの旅の案内は、鹿児島の阿久根市からです。
この地名が頭にピンときたのはあの市長さんの所だ、と……。もう数年前の、まだ私がブログをやる前のことだったと思いますし、鹿児島に縁のできる以前のことでした。当時の市長と議会の対立が、かなり深刻に映る印象の強いニュースだったのでした。
勿論今日はそんな話ではありません。世間にシャッター通りといえば、さびれた商店街が浮かぶのですが、これを見て下さい、
阿久根市はこのシャッターだけではないのです、向井さんが案内してくれるのは、 阿久根駅です。この駅の魅力は構内に図書館がある、ということで私などは引かれてしまうのですが、これで一見してください。
https://matome.naver.jp/odai/2142355891452249001
オシャレ過ぎる、と言われると阿久根駅に行ってみたいけれど、駅に合う服が無い、なんて言う人が出てきそうです。
なぜそんなにオシャレな駅になったのか、この駅をデザインした人が豪華寝台列車「ななつ星in 九州」をデザインした人なのだそうです。 この素敵な駅とステキな鉄道の旅をしませんか!と村永さんが呼びかけました、「向井明美と行くオレンジツアー」、バスガイドからトレインガイドへ、見事に変身して案内してくれるかも知れません。
阿久根市の話を通じて感じたのは、先に述べた「市長騒動」で知って、阿久根市は強い印象を持ちましたが、それでは行ってみようとは当然思いません。でもシャッターのこと駅のこと、おれんじ鉄道のことなど耳にし、ネットなどで見たそこに「オレンジツアー」が呼びかけられると、これは行ってみよう、と思うものです。今日から小銭を貯めて、とも聞こえて来ました、なるほど「オレンジツアー貯金」をはじめなさい、とガイドしてくれたようです。
この後入来、この町は川柳の石神さんの町です。ここでは「麓」という地名が多いという話でした、これは武家屋敷が多かったことによるそうです。薩摩藩は全国的にずば抜けて武士階層の多かったとはネット知識ですが、全国的には人口の5%くらいが25%から30%だったとか。
それが地域に様々な形で残っていることでしょう。
向井さんが旅についての助言としてテーマをもって旅を、とガイドしていました。それにそって我が旅を考えれば、薩摩藩での武士層の比率の高さが、今日でもどういう形で引き継がれているのか、こんなことがテーマとして浮かんできます。そして先日逗子の知人から三浦一族の話を聞いた際、薩摩藩島津氏の始祖島津忠久の墓が鎌倉にあると話されました。鎌倉武士団と島津氏薩摩藩との繋がりもテーマになるのか、と考えると小銭を貯める気持ちも強まるというものです。