今回の「てんがらもんラジオ」の歴史の話は「西郷どん」がらみで、島津斉彬とその曽祖父重豪との話でした。重豪は斉彬の利発さを愛し幼少の頃から青年期まで影響を与えたそうです。
番組を視聴してみて下さい。
http://www.ustream.tv/recorded/113757709
再放送を聴きながら、今朝妻と交わした孫の話を考えました。
石垣島の孫が高校三年生の一年を休学し、世界一周の船旅に応募、船では「仕事」しながらだとのこと。当初その研修で数日東京に通うため我が家に泊まるとのことでしたが、二泊三日で済んだそうです。その出航が4月10日、妻が言うには何か本を贈ったら、と。ほぼ一年間ですから、それなりのものになるのですが、贈る気になりません。本の中ではなく、普段経験できない船の中で見てきて欲しい、読みとって欲しいということです。
もう一人の孫のこと。小学校卒業の祝いに一言を、というので、4月からこちらの中学校に通うことを歓迎します、一緒にこの町の歴史とか地理を学びたい、と書いて気がついたので……。
「お爺ちゃんは母方の祖父も父方の祖父も知りません。私の生まれる前に亡くなっていました。君は母方の祖父を知らないわけです。是非お墓参りをして小学校卒業の報告をしてきて下さい。葉山の爺ちゃんからも ”よろしく“ と伝えて下さい」と。
斉彬は曽祖父との繋がりでしたが、その影響は斉彬の生涯を方向付け、薩摩藩は言うまでもなく日本の進む方向にも大きく影響していたのでした。
時代が大きく動く時、爺婆世代と孫世代のコンビネーションは、想像するより大きなものではないかと、思うのです。昨日の私のブログに東京新宿での「NO!アベ」の大きな街頭宣伝と、アメリカの若い世代の銃規制への100万人の動きをアップしながらの思いでもあります。