葉山の四季

葉山の四季をお伝えしたいと思います。

椋鳩十の文学・思想と信州・鹿児島。

2018-09-27 23:15:19 | 「てんがらもんラジオ」

  「てんがらもんラジオ」340回、「椋鳩十の遺徳をしのぶ松風会」事務局長・畠野洋子さんが来月7日の「第11回椋鳩十祭」の案内を兼ねての4回目のゲスト出演でした。

   私はこれまでの畠野さんの話から、児童文学者椋鳩十について知るようになったのですが、今日の話の内容をまとめるにネットにあったこのしんぶん記事を見ていただきたいと思います。

   畠野さんが椋鳩十が作詞した校歌の話をされました。Wikipediaによると県外の2校を含めた小学校32校をはじめ、全体で46校(学校外の2を含め)の校名が挙げられています。その歌詞の特長は現代風に言うと地域おこしに繋がるもののようです。

   その地域性が甑島での島唄復興に椋鳩十作詞「里小唄」が受け入れられたのではないでしょうか。椋鳩十は地域性をどこから受け取って自分のものにしてきたのだろう、と思います。

   畠野さんが2014年8月の番組で最初に話された時の私は感想として、「(椋鳩十の)思想家としての面を知りたい」と書きました。

   その手掛りのひとつが畠野さん話された椋鳩十の中学生時代のことです。義理の兄に連れられて屋久島に行った時、そこに故郷の南信州の山々の姿を感じたというのです。私にはそれが思想を育てる苗床のような役割をしただろうと思えます。

そして、この苗床に時代が思想を育てていきます。

(この画像の全体は、

http://200mangaso.cocolog-nifty.com/fksm1gnpt/2012/02/post-6654.html )

画像で言われている「何度も通った島」が甑島で、書き上げたのが『孤島の野犬』です。

   畠野さんが椋鳩十が鹿児島に居を構えたことに対して、「鹿児島は武士の国でした。そこで生活していくことは大変なことだったでしょう」との趣旨を言われましたが、それだけに椋鳩十の生きること生きるものへの賛歌は深まったに違いありません。

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今日(18/9/27) の「しんぶん赤旗」

2018-09-27 12:31:24 | kaeruの「しんぶん赤旗」

今日の「しんぶん赤旗」

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