第2章のはじめに「前の章で、がんは、がん遺伝子やがん抑制遺伝子に変異が起きるといわれことで発生する」と述べた、と書かれているのですが、私のブログでは「述べて」いません。
この本の、
その部分は以下の小見出しのあるp40からp57までに「書かれている」ことなのです。
●「1-10p040」がん遺伝子の発見
●「1-11p043」リン酸化で情報を伝達するがん細胞
●「1-12p045」精鋭部隊のなかのうそつき
●「1-13p046」小児の眼のがんから発見されたがん抑制遺伝子
●「1-14p050」発見当時はがん遺伝子だと思われたp53 ●「1-15p053」多彩な顔をもつP53タンパク質
その内容を理解したことを前提に、第2章では「これをもう少し詳しくみてみ」よう、というのです。ならば、第2章に入る前提にkaeru もこの18ページ分について「つぶやき」、その上でもう少し詳しく「つぶやき」ます、としなければ筋が通らないことになります。
実は昨日の
この画面は、そのことに気づき第1章の該当部分について振り返る必要があると思った跡なのです。
さて、この18ページ分の内容は主に、
① がん遺伝子の発見の流れを概略し、② がん抑制遺伝子の発見は一筋縄では行かなかったこと、③ がん抑制遺伝子のなかでもゲートキーパーと呼ばれるp53遺伝子ははじめがん遺伝子だと思われていたこと、です。
それらを通じて「がんは、がん遺伝子とがん抑制遺伝子の変異を通じて発生する」しくみの概略を述べているのです。
①②③を簡略にして要を得て紹介する能力はありませんので、①②③の順に明日から「つぶやき」ます。