この本を受け取りにいってきました、
友人宅で話し込んで帰りがけに目に入ったのが、見慣れたジャンバー。「これ俺のだよね」と手にしたら彼が「そうかい、うちのではない」と。
本だけでなくジャンバーも置いてきていたのでした。本を忘れていっただろう、という連絡はもらったがジャンバーのことは気づかなかったのだろうか。お互い80歳をこしている、気づくこともマダラになっているのだろう。
とにかく手元に本が戻ったので「がん」に戻らねばと思います。
この章からで、
この章の内容は、
〝がん〟が怖い病気とされる理由のひとつに、治療後かなりの確率で、再発と転移が起こることがあげられます。がん治療では、いったんうまくいったようにみえても、目にみえない小さながん病巣が手術でとりきれずに残っていて、それが再び増殖したり、薬物療法(抗がん剤治療)や放射線治療でいったん小さくなったがんが再び大きくなったりすることがあります。これが「再発」です。
一方「転移」とは、がん細胞が血液やリンパ液に入り込み、その流れに乗って最初に発生した場所とは異なる臓器や器官へ移動し、そこで増えることをいいます。
再発や転移が起こると、がんの治療は圧倒的に難しくなります。本章では、がん治療終了後に起きる「再発」と「転移」についての最新の知見を紹介します。
目次としては、
となっています。