kaeruのつぶやき

日々のつぶやきにお付き合い下さい

夫婦それぞれ川柳

2018-09-24 23:53:36 | 「てんがらもんラジオ」

  「てんがらもんラジオ」の再放送を聞き終わって、「茶」を題にして夫婦像が詠まれたのか、との感想です。

   川柳が人間の百様百態を対象にしているのなら、その基本に夫婦があって当然ですが茶を題にもってくるとどんな夫婦像が浮かんでくるのか……。

   チドリさんのブログをコピーして、夫婦をまたその周辺を詠んだ句を紅雀さんの講評を付けて置きました。

 

2リボンの騎士さん

相方の淹れる茶の味渋さ増す

 お二人の関係も…と含ませたところが上手い

 

5ひげ爺さん

茶柱を妻に一本分けてやる  

 2本立ったと言わずに、愛妻ぶりを披露

 フィクションでも微笑ましい

 

6のびたさん

向かい合う夫婦の会話お茶の湯気

 何気ない日常をうまく切り取られましたね

 

7、takejiiさん

縁側に湯呑ふたつと共白髪

 

9ひまわりさん

いそいそと妻は外食爺茶漬け

 現実だからこその面白さがあります。

 妻と爺ではなく、妻と俺、嫁と爺、でしょうね。

 

10新屋敷ばあちゃん

無言でもお茶で通じる夫婦仲

 羨ましいです

老いの恋コーヒーよりもやはりお茶

 80代かなぁ、いいですね。

 

11.鈴音さん

おーいお茶さみしくなると声かかる

 「心」がたくさん入った句です。

    声を掛けられる嬉しさも。

12 ちどり

お茶でもと誘われ今は愚妻です

 愚妻は自分の妻に対して言う言葉です

 この句のままだと、お茶に誘われたのは夫で、今は愚妻ですと言っている夫の句になります。

 誘われたのが作者の場合、

⇒お茶でもと誘われ今は夫です

 お茶でもと誘われたのが運の尽き

16 団地ばあちゃん

茶柱に小さな期待かけた朝

 うん、うん、そうですね。

茶柱が立ったと夫宝くじ

 上の句に動きが出ました(ドラマ性)

 

18 上床久

定番の夫婦湯飲みにお茶注ぐ

 幸せのひと時?

 

 

   特選は夫婦川柳ではありませんでした。
   チドリさんの字は味がありますが、絵がまた良いお味です。
   このおばあさんと似てる人が近所にいまして、三年ほど前にご主人を亡くし最近元気に出歩いているとのウワサの人。
   この絵の背景はうちに帰っても「つまらないのよ」というある種の夫婦川柳かもしれません。

今日9月24日は「西郷隆盛最期の日」です、9月14日は川柳との関わりで川柳作家・鶴彬(つるあきら)の亡くなった日です。80年前の1938年、29歳という若さでした。

鶴の詠んだ    吸いに行くーー姉を殺した綿くずを

は先月児島さんが話した「あゝ野麦峠」を思い起こさせます。


鶴の句を読み夫婦を口にすると浮かぶのがこの夫婦、前沖縄県知事・翁長さん夫婦です。



日本の21世紀かな、このポスター。

2018-09-23 22:30:31 | せいじの政治カフェ

    下の「絵」はこのブログ(「日本共産党、ポスター変えたね」)のままです、芸のない話ですが、この二枚の手製のポスターが二枚1組で気に入りました。

   実は今夜は「kaeruの資本論」で未来社会をつぶやこうと思ったのですが、ある意味でこのポスターの組み合わせが21世紀の日本未来社会ではなかろうかと……、そんなことで以下をご覧ください。


まずこの1枚……、

 

次のこれ、

 

二枚組み合わせで貼り出す、やってみて欲しい。

怒られません、新しい風がおきます。