kaeruのつぶやき

日々のつぶやきにお付き合い下さい

「決議案」 第1章の(1)の……。

2023-11-20 14:00:01 | 日本共産党のこと。

「決議案」 第1章の(1)の第1節は「(1) 深刻な逆流に抗して」と題し、

① ロシアのウクライナ侵略——「国連憲章を守れ」での団結こそ解決の道

② イスラエルのガザ攻撃の中止、即時停戦の合意を

③ 軍事対軍事の悪循環に反対し、包摂的な平和の枠組みを

の3つの項で構成されています。

昨日は、② について「つぶやき」ましたが、第1節の表題に言う「逆流」の発端である「ロシアのウクライナ侵略」に関連する決議案の①とそれにもつながる③をアップしておきます、がその前に「②「ガザ攻撃の中止を」につながる今日の「しんぶん赤旗」の一面を、

記事の内容はこちらから読めます、

 

ガザ停戦 直ちに/緊急行動で訴え 東京・新宿

 

 

では「決議案」をアップしておきますので、関心のある方が該当部分を読んでもらえればと思います。〝第1章の(1)-①と③〟

 

日本共産党第29回大会決議案│党紹介│日本共産党中央委員会

日本共産党第29回大会決議案  11月14日の第10回中央委員会総会で採択された...

日本共産党

 

「決議案」 第1章と 「ガザ地区」

2023-11-19 18:28:23 | 日本共産党のこと。

一昨日、日本共産党党大会の決議案について「つぶやき」ました。

今日(2)を読みながら、ガザ地区の今の戦争状態を見ながら読み進めべきと思いまして、ネットで「ガザ」と検索をかけると、 

テレビでも眼を覆う画像が見られますが、ネット上での映像による惨状はよりリアルに、ですからこういう映し出され方がされます、

私もあえて閲覧して見て、二度と見たくないと思いつつ二度見て三度目の閲覧はしてない 画像も、頭には残ります。

ガザ地区は「子どもの墓場」と報じられている実状が頭にこびりつき……、その目で決議案第1章の

(2)イスラエルのガザ攻撃の中止、即時停戦の合意を を読みました。

こちらで読めます、〝第1章の(1)-②〟

 

日本共産党第29回大会決議案│党紹介│日本共産党中央委員会

日本共産党第29回大会決議案  11月14日の第10回中央委員会総会で採択された...

日本共産党

 

4年ぶりの上田行き。

2023-11-18 23:58:14 | 信州、なかでも上田。

兄が亡くなって7年、実は先日の塩尻市での旧友との懇親の翌日上田へまわって墓参りを予定していたのでしたが、妻のインフルエンザのよって中止になっていました。

先日甥から声がかかり、今日弟夫婦と私ども夫婦で上田に行って墓参りを済ませて来ました。2016年6月の突然の死から、翌年の一周年忌と三回忌のあと、去年の七回忌の代わりにという感じで、日帰りではありましたが心に残る時間を共有して来ました。

嫁が足を痛めて手押し車での行動とか、高校生になった甥夫婦のひとり娘は、うちからの鳩サブレーの土産を喜んでくれ、小さい頃の可愛さそのままでした。60歳になった甥は、以前会った時には太り過ぎという感じだったのですが、それが貫禄になって成熟年代の落ち着きに見えてきて、頼もしく思え、家でも会社でも中心的な役割を見事に果たしている様でした。

ただ意外に思えたのは、この間の2019年には兄に代わって親族の葬儀に列席のため上田に来ていたり、秋には中学の同級会でも上田を訪れていましたが、そのことが2019年のこととしてはすっかり抜け落ちていて、いつだったかな、と……。

この「つぶやき」をさかのぼってみて年月が確認され、2019年という年は娘の死、自分の膀胱がんが重なってそれ以外のことを覆ってしまっていたのだと気づかされました。

記録に裏付けされた記憶が、自分の変化を成長に役立てさせることに通ずるのだろうと、知る機会にもなった今日の上田行きでした。


「夜明け」とは、 日本共産党第29回党大会決議案 最終段落

2023-11-17 22:55:14 | 日本共産党のこと。

来年の一月に日本共産党党大会を予定されたのは、今年の1月でした。その1月があと2ヶ月、年末と新年を挟んでの2ヶ月です。

大会決議案を「しんぶん赤旗」で広げてみて、その冒頭

今日は「第一章 国際情勢と改定綱領の生命力」を読みはじめて、全体で何字あるのだろうかと、中身の大きさに引かれながら量の方も気になりました。なにしろ世界の激動を正面から見据えながら論じている、大きくなるのが当然です。

そこで、この終わりはいったいどうなるのか、本屋で目についた本を立ち読みし始めてバラバラやって、最終ページあたりを見る……。あれです、するとこういう風に、

最終部分のなかに「夜明け」(夜明け前も入れて)という言葉が3カ所ありました(赤で記す)。

そこで今朝の夜明けを思ったのです、雨でした。雨のなかでの「しんぶん赤旗」を配達でした。

普通、夜明けと言うと明けの明星を見上げながら東の空が白くから赤みを帯びはじめる、を思いますが。そればかりが〝夜明け〟ではなく雨でも曇りでも雪でも嵐でも地球の自転にともなってそれぞれの地点に、夜明けは来ます。たまたま葉山町の今日の日の出の時刻6:18分に、雨が降っていたわけです。 

さて、話は地上の世界情勢からはじまったことですから、その地上の一部である日本がどういう〝夜明け〟を迎えようとしているのか、がこの五万字の最終部分に書かれているのです。

(決議案全文では5万字をこします、かなり正確な数字のはず)

そんなことを頭に置きながら、冒頭部分から目を離したついでに、バラバラ新聞をめっくて気づいたのは〝夜明け〟とは、「夜明け前100年」と「夜明けの100年」が「日本共産党史百年」を軸に語られているのではないか、ということです。それがあて推量かどうかはもっと読みすすめてみなけばとは思いますが……。


一ヵ月前でした、 この人のことを……。

2023-11-16 22:05:09 | どこまで続くかこのブログ

まず「一ヵ月前」とは、この日のこと、

 

24時間前、 ここに居ました。 - kaeruのつぶやき

三浦市の民宿にて、昨夜はほぼ25年前の同志9名と「これ」を囲んで、飲み食い駄弁り、そして寝てしまいました。夢のなかにマグロのカブトを捌く手捌きがうかんできました、...

goo blog

 

三浦市の民宿「でぐち荘」でマグロの兜焼を食べ飲み語り合った日です。その語り合ったなかに共通の友人・前田由子(よしこ)さんが元気だと伺って、機会があれば会いたいものだと話したことでした。   

その前田さんの元気な顔写真が「しんぶん赤旗」に、これです、

さっそく「三浦…、行き」に誘ってくれたKさんにSMSで「会って話したい、前田さんに会う日」を計画してくれ、と。是非ここでも紹介したい人、その機会を心待ちにして今は赤旗の記事を読んでもらいたいので……、本文の文字移し

 自立と共生をめざす高齢者のシェアハウス(グループリビング) 「COCOせせらぎ」。水鳥が遊ぶ江川せせらぎ遊歩道沿いに立つ鉄筋3階建て、全10室のバリアフリー住宅は、神奈川県川崎市高津区にあります。 6年ぶりに訪ねました。(青野圭)

 初めて訪問したのは、開設から2年後の2016年。 入居者はわずか4人でした。1年半後の再訪時には8人。今回は入居スペースが満室で、待機者も12人を数えました。さらに、スタッフも世代交代が進行中で、40代、30代の女性2人が運営の中心を担いつつあります。

 地域と結びつく

「せせらぎ」の魅力の一つは、地域との結びつきを大切にしていること。地域に開かれたサークル活動と季節のイベントは10以上。コロナ禍で一時期開催が困難になりましたが、「せせらぐカフェ」「まちかど保健室」「うたう会」「せせらぎ体操」をすでに再開。月1回内部で続けてきた映画上映会「名画座」、写経、健康マージャン、菜園も、まもなくご近所の人も参加できそうだといいます。

 地域包括センターや介護支援施設、町会をはじめ地元の医療・保健・福祉・教育機関を直接訪ねて懇談を重ねてきました。あそこなら住みたい」そんな口コミが広

がった理由です。年4回発行の「せせらぎだより」は町内会の回覧板に折り込まれています。

 コミュニケーションは予約時から始まります。年1000円納めると、「せせらぎだより」が届き、年1回開催される〝予約者と入居者の懇親会〟に参加できます。 7月の懇親会には35人が参加。「私たち、入れそうもないわね」という予約

(82)に、入居者が「ここに入ると、頭も体も元気になって、しばらくはみなさんをお迎えできないね」と応じて大笑いに。

 「それまで一人暮らしだった人が、10人で暮らすことになるのですから、不安を感じて当たり前です。 懇親会にきて『ああっ、これなら大丈夫』とホッとされます」。こう話すのは、理事長の前田由子さん(90)です。

  コロナ禍で真価

「自立と共生」が真価を発揮したのが、 コロナ禍での対応でした。 昨年8月、一人が感染。年齢82歳の「せせらぎ」に緊張が走りました。 安否確認を兼ねて、全員で夕食を取ることを基本にしていましたが、〝感染者が出たら調理を中断して弁当に切り替える〟ことも運営マニュアルに明記していました。しかし、当時は弁当の手配も困難な状況だったこともあり、調理スタッフが 「続けますよ」と表明。「だったら自分たちは何ができるか」 保健師の助言も得ながら、入居者全員で話し合いました。

 〝1階で調理中は、2、3階の居住スペースから出ない。 準備ができたら、順次連絡を取り合って一人ずつ食堂に取りに行く。 食器を洗う時も同様に一人ずつ〟ことを確認しました。結果、新たな感染者はでませんでた。

 「入居者1人1人が運営に責任を持ちます。 自分で考える民主的運営がカギ」と前田さん。 広島県福山市のココ多治米(たじめ)(10月1日付既報)をはじめ、グループリビングをめざす方へのアドバイスでもあります。(詳しくはホームページ。 問い合わせは☎︎080ー8745ー6896前田さん)

 入居者は毎月の入居者会議のほか、運営委員会(医療・保健・福祉の各関係者、土地建物の所有者、元市議ら14人で構成。月2回開催)にも交代で2人ずつ参加します。

 運営費や食材費はすべて入居者自身が管理し、食費の額も決めています。 猛烈な物価高で「夕食の維持も難しいが、頑張っているスタッフにしわ寄せできない」。全員で話し合い、食費を月5000円アップすることに。 1年間試して再検討します。

 食費の値上げを決めた日、調理スタッフが「秋の味覚を」と栗ご飯を用意してくれました。 「おいしいね」「それにしても、ウクライナの子どもたちは冬を越せるのかねぇ」「食材の値上げは、ロシアのウクライナ侵略が一因だよ」。入居者は身近に戦争を体験た世代です。 リビングでは、国際情勢も食費も自分ごととして語られていました。


三重楽

2023-11-15 23:55:06 | どこまで続くかこのブログ

三重苦があるならば、その反対の三重楽があってもいいと言うだけの言葉ですが、こういう言葉はいまもってありません。

三重苦は盲、聾(ろう)、唖(あ)に代表される身体苦のように、目、耳、口の各機能に不適合があることを示しています。

もし三重楽という言葉があったなら、どこが楽々と働くのか? 頭に浮かんできません、この言葉が無い所以でしょう。

それはともかく今日の動きです、

午前に「のぞみ会」の会長はじめコアが集まりました。実は昨日急に「集まろう」と声がかかったのです。近づく町長選に関連し、会として意見交換をしておきたい、ということでした。四年前無投票当選で3期目に入った現町長の立候補発表のあと、見えなかった動きが表面化して来て、会としても色々の影響が出て来てます。

受け身の影響というそれなりの立場から、各陣営から注目もされるのでしょう。先日の立候補予定者事前説明会には、現町長以外に3陣営からの出席があったとか。そんなことで前回のコロナ禍のもとでの選挙とは違った様相です。

以上が三重楽の第一、次はドコモへ行って買ったばかりのiPadの返品手続き、これは事務的な第二楽。

さて、夜の4区市民連合の集まりが第三楽ですが、これは本番の会議よりも終わって食事をしながらの雑談が「楽中の楽」。先日の連合会長の共産党の支持を受ける候補者は、連合の推薦を外すとの発言について、色々と聞くことができ面白く大変食もすすみました。

この表の黄色の部分は、葉山町の今日の日の出日の入りと、日照時間を示しています。

2023年11月15日  

日の出=06:16:07AM   日の入り=04:36:11PM   日照時間=10h 20m4s


2024年1月15日に向けて……。

2023-11-14 23:16:36 | 日本共産党のこと。

日本共産党第29党大会が2024年1月15日に開会されます、それに向けて全党的なスタートが……。

こうなると自然界の蛙は冬眠中でしょうが、ブログ界に生息しているkaeruの23さんは動き出すのです。

ということで、YouTubeを視聴し出したのですが、昼はほとんど外出していたのでとりあえずここに貼って、明日の「しんぶん赤旗」の紙面の先取りをしておきます。

第10回中央委員会総会

第10回中央委員会総会

幹部会報告の中継録画。第29回党大会決議案が提案されます。【手話通訳付】日本共産党第29回大会決議案(案)骨子PDF➡ https://www.jcp.or.jp/web_download/2023/11/13/2023...

YouTube

 

 

 

 


スマホを失くしたうえにiPadの買い替え、 から一転……。

2023-11-13 21:35:09 | どこまで続くかこのブログ

この2行は10月20日の「つぶやき」の最後の2行です。

本当はその慰霊祭の状況を写真でご覧いただきたいのですが、写してもらったiPadを落として「アルバム」に保存されていません。

で、何故今日の「つぶやき」のはじめに置いたのか。

昨日はスマホの買い替えの「つぶやき」でしたが、今日は落としたiPadも買い替えにという「つぶやき」どころか、「ぼやき」になろうとした話です。

スマホの買い替えに行った時、iPadも持っていって割れたガラス面の修理という話を進めているうちに、ドコモの店では修理はせずどこへやらへ送って、という立ち話から座って話しはじめたら女の人から若い男性に代わり、傷み具合の話から新しい型のiPadの話になって、買い替えたらどうでしょう、となったのです。

そのあと、また席を移して中年の男性が対応して、その日にスマホを買い、iPadの新型にしてきたのでした。そして旧iPadから新iPadにデータを移すために今日中年さんと新旧のiPadを前に色々話たりパスワードを決めたりしていると、新しいiPadの容量が旧の4分の1くらいしか無い、と画面の数値を示してくれました。更に、パソコンのデータを見ながら中年さんが「補償に入っていますね」と言うのです。

自分の記憶ではiPadで保険的なものに入った記憶がないのですが、と言うと「いや、入ってます」と。で、旧iPadを買う時対応した I さんとの話が思い出されてきました。まず I さんは私の使い方から「かなり容量の大きいもの」でも費用負担が一定になるようにしましょうと言うことと、その時補償をつけた方が良い、と言われていたのでした。屋外で使われる機会が多いようです、と言われたように思い出されます。

補償が付いているので、現物交換になる、データ移しに時間がかかりそうです、3回くらい来店を、と。旧iPadが使い物にならず、新しいものもやむを得ないという思いから、一転して現物交換ということに……。

「ぼやき」から「つぶやき」で済むようで、お粗末な話でした。


スマホを失くして……。

2023-11-12 22:22:21 | どこまで続くかこのブログ

1日の朝は明らかに持って出た記憶は確かなのです、「しんぶん赤旗」の早朝配達再開第一日目でしたから。歩数もそのスマホの表示された4200余歩を憶えています。最近のは1日あたりの目標数を5000歩にしているので、これから週3回の配達日は朝のうちにほぼ達成されるな、と思いました。

そんなことで、午前中に無いなと思ったのですが、外で無くしたとは思いもしませんでしたし、今までも一週間くらい経ってこんな所にあった! ということも何度かあったので……、しかし出て来ないのです。

スマホが無いとかなり不便、電話は耳が聴き取れ難くなって使うことが少なくなっているとは言え、SMSも含めて無ければ困る生活になっていて、iPadでは代行できない部分があったのです。まあ、周りがスマホだらけですから。そんなことでdocomoへ行って新しい📱を買って……、その翌日置き忘れてきてしまった、というヘマ話です。

昨夜会議があって、寅さんを観ないでそっちへ顔を出し、久しぶりの顔触れに緊張しかなりエキサイトした論議になったことも一因で、出る時ウエストポーチを締めるのを忘れてきてしまいました。家の玄関前で鍵が無いから気づいたのです……。

今日の朝は3回目の配達、雨が降るのではという天気模様で寒い、矢張り4000歩余で終わった足で昨夜の会場へ向かうのは、天気と寒さと足の負担の三重因で帰宅し二度寝に。

午後になれば晴れの予想に期待して午前中自宅に、午後になって雨の心配は無くなったけれど寒そうな曇り空、未だ時間は有るという怠心に引かれて結局家を出たのは午後4時頃、バスカードもポーチのなかでしたから歩くほか無い、4000強で事務所に着きいつもの鍵置き場所へ、ところがそこに鍵は無いのです。

春に選挙時に出入りしていたので、有るものと思っていました。状況は変わっていたのです。連絡しようにも、肝心のスマホはこの事務所のなかですから、帰って他に手を打つしかありません、往復8000強を歩いて帰宅。

朝の4000余+8000強=13000歩になったでしょう、老骨の足の奮闘努力の結果です。それにしてもかなり引きづり歩きという感じでした。春の選挙時にには午前午後とツーランドのチラシ入れで27000歩を記録しましたが、それ以来の歩数でまだまだいけるの感です。

帰宅してiPadでLINEしたり妻の携帯で連絡して明日の朝、車で事務所まで連れて行ってもらうことになりまして、一件落着の見通しが立ちました。もうスマホを失くさない、置き忘れてこない等々自己への戒めとしてここに「つぶやき」残しておきます。   


1862年6月18日付、マルクスからエンゲルスへの手紙

2023-11-11 22:12:34 | kaeruの『資本論』

手紙文の写真だけ貼って文字移しをしておきます、少し他のことに手をとらえますので、「つぶやき」は明日以降で……。

 『親愛なエンゲルス!
 またも自分の窮状をきみにうったえなければならないのは、ぼくとしてはじつにいやなのだが、しかしどうしようもない。妻はこどもたちといっしょに死んでしまいたいと毎日言っている。ぼくは彼女が悪いんだなんてとても言えない。現状でわれわれが耐えなければならない屈辱、苦痛、恐怖は、実際、筆舌に尽くしがたいのだから。きみも知るとおり、五十ポンドはすっかり借金の支弁にあてたのだが、そうしても借金の半分も支払えなかった。七週間ものあいだ無一文でいなければならないという、

そのロンドンではほんとに危険な状態については、なにも言いたくはない。わが家ではそれは慢性的にくりかえされているのでね。でもきみも自分の経験でよくよくご承知のとおり、現金で払わなければならないきまりきった出費というものがあるのだ。そのため、四月末に質屋から出してきた物を、またもお蔵入りさせることになってしまった。 ……それが博覧会のひらかれている最中であるだけに、なおのことこどもたちがかわいそうだ。この子たちの友だちが博覧会をみて楽しんでいるというのにね。この子たちは、だれかが訪ねてきてこのみじめな状態を見なければよいがと、ただそればかり恐れているんだ。

 それはそうと、ぼくはいましゃにむに仕事をしている。妙なことに、ひどい貧乏にとりつかれながら、いまほどぼくの頭がよく働いているときは、この数年来なかったことだ。……ついでにいえば、いまやついにぼくはあの不愉快な地代論もかたづけた。……ぼくはっと前からリカードの理論が完全に正しいということには疑いをもっていたが、ついにそのごまかしを摘発した。そのほか、ぼくたちが別れてから、さらにいくつかの相当なめざましい新しい発見をした。……

 ダーウィンをもう一度読んでみたが、彼がマルサス理論を動植物にも適用すると言っているのはおもしろい。マルサス理論は、動植物にではなく、人間だけに、動植物と反対に幾何級数的に適用されるということが、マルサス氏の味噌だったのではないみたいに言っているのでね。ダーウィンが、動植物界のなかに、分業や競争や新市場の開拓や《新発明》やマルサス的《生存競争》やがおこなわれている、自分のイギリス社会を再認識しているのは、注目すべきことだ」 

 エンゲルスはすぐに親友とその家族に援助の手をさしのべ、送金した。それによってしばらく、グラーフトン・テラス九番地の小さな家に住んでいる人たちの生活は楽になった。

(ここにはマルクス家の住まいが昨日アップした所と違っています、何か分かりましたらコメントします)