ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

エジプト紀行(2)

2006-11-01 14:46:29 | 旅日記
カルナック神殿


バスでカルナック神殿に移動しました。
ルクソールのスフィンクス参道はここに続いています。後ろに見える
のが第一塔門。塔門は第十!!まであります。


第二塔門前に立つビヌジェムの巨像。下に小さく見える私たちと
比べて見て下さい。


特に目を引くのは、134本もずらりと並ぶこの巨大な柱です。高さ
は23mと15mの二種類あります。


柱の象形文字やレリーフ、特に天井に残る美しい彩色をご覧下さい。


台座の上には特大のスカラベ(フンコロガシ)。この周囲を5度回る
と幸せが来るとか…。
(もちろん回ってみましたが、異教徒にも効き目があるでしょうか?)

エジプト紀行(1)

2006-11-01 09:44:52 | 旅日記
ルクソール

10月24日、昨日関空を発って12時間のフライトでカイロ。
更に1時間の乗り継ぎでナイル川中流にあるルクソールに着き
ました。中央国、新王国時代にはテーベと呼ばれ、首都として
栄えた町です。
浅い眠りから覚めると、外はもう真夏の陽射し、しかし空気が
乾燥しているので意外に爽やかです。


ホテルの前はナイル川、観光船やヨットが並んでいます。


アメンホテプ3世によって建造されたルクソール神殿は、ホテルの
すぐ近くにあります。


神殿の第一塔門。ラムセス2世の一対の座像の横には、やはり
一対のオベリスクが建っていましたが、右側の一本は今はパリ
のコンコルド広場に立っています。


これがパリに移されたオベリスク。
1979年撮影、前に若き日の変愚院が…。


塔門を入ると中庭、第二塔門、列柱廊、中庭、列柱室と続き、
壁には、神々の伝説や王の事跡を刻んだ美しいレリーフが
残されています。


実に広大な規模ですが、この神殿は次のカルナック神殿の
付属施設だったというので驚きです。
このスフィンクスは3キロ離れたカルナック神殿までの参道に、
ずっと続いていたそうです。