ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

エジプト紀行(9)

2006-11-11 20:45:05 | 旅日記
乗駱駝体験

三つのピラミッドを展望できる場所近くで、ラクダに乗りました。
乗って写真を撮るのが2ドル、近くを少し歩くと5ドルです。


まず♀ペンが挑戦しました。「ちっとも怖くないよ」。


しかし、立ち上がるときと下りるときは急勾配なのでヤクやゾウに
乗る時よりは緊張して、おっかなびっくりです。


意地の悪いラクダは振り向いて臭い唾を吹き掛けるそうですが、
此奴は温和しくて良かった。

スフィンクス

次にカフラー王の参道にあるスフィンクスを見に行きました。
顔はカフラー王、身体はライオンに似せたと言われています。
石灰岩製で全長57m、高さ20m。思ったより大きいものです。
鼻は削られヒゲはイギリスに取られて、気の毒です。なぞなぞ
は出してくれませんでした。


アラブの若い美女たちと記念撮影。ここでは珍しいことですが、
頼まれてシャッターを押してあげたからでしょうか、私のカメラ
にも快く納まってくれました。

エジプト紀行(8)

2006-11-11 15:46:59 | 旅日記
10月28日。目が覚めるとナツメヤシの林から日が昇って来る頃
でした。カイロの手前、ギザで列車をおりて早速ピラミッドを見に
行きました。

ギザの三大ピラミッド

いわゆる三大ピラミッドは、北西側から見るとこんな感じで並んで
います。左からクフ王のピラミッド、真ん中がカフラー王のピラミッド、
右に少し離れてメンカウラー王のピラミッドです。
(実際はクフ王のものが最大で、メンカウラー王のはぐっと小さいの
ですが、ここからの視度でこのように見えました。)


「クフ王のピラミッド」
もっとも大きなピラミッドで、世界七不思議に数えられたものです。
頂上部が失われて現在の高さは137mですが、もとは146mありました。
頂上には元の高さを示す鉄棒が立っています。


№2の「カフラー王のピラミッド」
高さ143m。元は全体を覆っていた化粧岩が上の方と下部に残って
いて、エジプト一美しいピラミッドといわれています。しかし、
化粧岩の取れた部分は雑な積み方をしていることが分かります。

長い列に並んでで内部に入ってみました。狭く低い急な坂道を身体
をかがめて下ります。電灯が切れて真っ暗な箇所もあり、息苦しい程
でした。最後に広い玄室にでると石棺があり、白人がふざけてミイラ
の真似をして仲間を脅かしていました。


「メンカウラー王のピラミッド」
三つのピラミッドで一番小さいものですが、65.5mの高さがあります。


メンカウラー王ピラミッドの向こうは、もうリビア砂漠です。
遠くカイロ市街が霞んで見えます。