6時30分、上葛川を出発。吊り橋を渡って山腹の植林帯を急登する
こと1時間、標高差400m程を登って尾根に出ました。
雲海の上に熊野の山々が浮かんでいます。
さらに斜面をトラバースした後、分かり難い道を急登して熊谷ノ頭
に着き、ここから約1キロの尾根道を緩やかに二つのピークを越して
蛇崩山頂(1172m)に立ちました。
朝の出発から3時間経っていました。しかしブナとカラマツの黄葉に
コミネカエデの赤い色が混じる美しい林に囲まれた山頂は、期待に
違わない、奈良の秘境と言ってよい程素晴らしいところでした。
熊谷ノ頭に帰り、正面の木の間越しに見えるの笠捨山を目指します。
二つのピークを越し、最後は胸を突くような急登に息を弾ませて
双耳峰の東峰に着きました。
ここは電波反射板が立つ広い頂で素晴らしい展望が拡がっています。
孔雀岳、釈迦ヶ岳、行仙岳…と奥駈道が通る山々がずらりと居並んで
出迎えてくれました。
笠捨山山頂(1352m)で会旗を囲んで記念撮影(写真:中島隆氏)。
遠路徳島から参加の3名を含め支部会員12、一般参加7の19名。
去年5月、ここに着いたのは激しい雨が降りしきる中でしたが、今日はこの青空。
みんなの顔も晴れやかです。
想い出の奥駈道を葛川辻まで辿り、そこから下山にかかります。
急な下りではないのですが、このような桟道、崩れた沢のトラバース
などを何度となく繰り返し、15時前にバスの待つ上葛川に下りました。
温泉地(とうせんじ)温泉で汗を流し、ドライバーさんの好意で酒屋の
前で停車して貰いました。冷たいビールが心地よく乾いた身体に染み
こんで行きました。天気にも、展望にも、紅葉にも…そして何よりも
素晴らしい仲間達に恵まれた、楽しい二日間の山行でした。
こと1時間、標高差400m程を登って尾根に出ました。
雲海の上に熊野の山々が浮かんでいます。
さらに斜面をトラバースした後、分かり難い道を急登して熊谷ノ頭
に着き、ここから約1キロの尾根道を緩やかに二つのピークを越して
蛇崩山頂(1172m)に立ちました。
朝の出発から3時間経っていました。しかしブナとカラマツの黄葉に
コミネカエデの赤い色が混じる美しい林に囲まれた山頂は、期待に
違わない、奈良の秘境と言ってよい程素晴らしいところでした。
熊谷ノ頭に帰り、正面の木の間越しに見えるの笠捨山を目指します。
二つのピークを越し、最後は胸を突くような急登に息を弾ませて
双耳峰の東峰に着きました。
ここは電波反射板が立つ広い頂で素晴らしい展望が拡がっています。
孔雀岳、釈迦ヶ岳、行仙岳…と奥駈道が通る山々がずらりと居並んで
出迎えてくれました。
笠捨山山頂(1352m)で会旗を囲んで記念撮影(写真:中島隆氏)。
遠路徳島から参加の3名を含め支部会員12、一般参加7の19名。
去年5月、ここに着いたのは激しい雨が降りしきる中でしたが、今日はこの青空。
みんなの顔も晴れやかです。
想い出の奥駈道を葛川辻まで辿り、そこから下山にかかります。
急な下りではないのですが、このような桟道、崩れた沢のトラバース
などを何度となく繰り返し、15時前にバスの待つ上葛川に下りました。
温泉地(とうせんじ)温泉で汗を流し、ドライバーさんの好意で酒屋の
前で停車して貰いました。冷たいビールが心地よく乾いた身体に染み
こんで行きました。天気にも、展望にも、紅葉にも…そして何よりも
素晴らしい仲間達に恵まれた、楽しい二日間の山行でした。