ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

ネパールの旅(14) - ボダナート

2009-09-28 09:03:31 | 旅の想い出
カトマンドゥ市内から8㎞東北に離れたところに、大きなストゥーパをもつ
チベット仏教寺院・ボダナートがあります。



ストゥーパの高さは約36m、白いドームの直径は27mもあり、ネパール最大の
仏塔です。中には仏舎利が納められています。
(ネパールではボゥッダナートと発音します。ボゥッダ=仏陀の<形容詞>
、ナート=主人、神の意味)



ストーパ全体が曼荼羅になっていて、最上部の尖塔は空、丸い笠は風、
智慧の目の描かれた部分とその上の十三層になった三角形の部分は火、
ドームは水、四層の基盤は地と、宇宙を構成する五つのエネルギーを
表現しています。
 また周囲に張られた五色の小旗(タルチョ)も青=空、白=風、赤=火、
緑=水、黄=地 を表しています。



基壇上部から見下ろしたところです。



ボダナートの周辺には、1960年代からチベットから亡命した人達が住み着き、
すっかりチベット村の様相を呈しています。



上の写真の左部分の拡大



同じく右部分。チベット人の住宅が見えますが、他にもカーペットや工芸品
を作る店が周辺にかたまっています。



チベット仏教のゴンパ(僧院)



北側の寺院内にある巨大マニ車。
オム・マニ・ペニ・フム、オム・マニ・ペニ・フム…。