先日 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用成績が
発表されました。
結果は芳しくありません。
今年度第1四半期(4~6月)の結果ははマイナス5兆2342億円
前年第4四半期も大赤字なので収支トレンドは右肩下がり。
GPIFの理事長は 「高度で専門的な人材確保を進めているので
何とか利益をあげられるよう努力したい。年金財政に必要な
積立金は減らさないようにしたい。」 と発言しているそうです。
2001年度からの累積収益は40兆円以上あるそうですが このまま
推移すると累積収益も 「絵に描いたもち」 になりそうです。
GPIFの直近1年間の評価損益はマイナス13兆円以上ですから 現在
の日経平均株価トレンドを見る限り 危ないのでは・・・・・・。
日銀はETFに6兆円も投入予定・GPIFもなりふり構わず株を買い続ける
しか対策はありません。
問題は高値になった株を 「ハゲタカ」 にいかに買わせるかです。
この国を挙げての大博打 「ハゲタカ」 に勝って年金財源を守れる
確率は50%以上あるのでしょうか?
50%以下だったら諦めてロスカットしたほうが良いと思います。
いずれにせよ 将来の年金は危うい状態になりそうです。