豊洲市場で実施した地下水モニタリングの最終9回目の調査結果が残念
ながら悪かったようです。
有害部物質のベンゼンが環境基準値の79倍 検出されてはいけない
シアンが計数十か所検出されたそうです。
豊洲市場建設工事を進めるにあたり 影響力のあった高給取りの人達の
判断ミスが今回の高額な被害損失を招きました。
「建設業者の便宜を図っておけば後で良いことがあるかもしれない。」
との思いが「工期の短縮・工事費を抑えて建設業者の利益を確保して
あげたい。」 となったのかもしれません。
純粋に 「専門者会議の判断は安全策を取りすぎる。私の経験から判断する
と埋め土までする必要はない。」 との高度の判断だったかもしれません。
いずれにせよ 今現在 当時の有力者は我が身の保身のためだんまりを決め
込み 嵐が過ぎ去るのを待っているようです。
何時の時代でも有力の変わり身パターンは似ています。
「原発は安い!」 と繰り返し言い続けた有力者は 福島原発事故発生後は
だんまりを決め込み テレビで片棒を担いだ有名人も 「仕事なので・・・」
と割り切っています。
原発事故の賠償費用と廃炉費用はどんどん増え続け ついに原発事故と無関係
の新電力の契約者にもその負担を求めるようです。
最終的には浅く広く全国民に負担を散らして解決するようです。
年金暮らしの身としては電気代の負担増は困った問題です。
豊洲市場で失われる損失も 回り回って 年金減につながりそうです。