昨日 厚生労働省は全国で生活保護を受けている家庭は
163万7866世帯 受給者数は214万4759人
(昨年の10月時点)との発表をしました。
やはり 毎年大幅に増えているようです。
私が不動産業に携わっていた頃 当初は自分の将来を考え
家賃を抑えて部屋探しをしていた方が ある党の議員さん
のアドバイスを受け 生活保護申請で賄える部屋探しに方針
変更した事例が有りました。
この方の資金計画を聞いていたので 「貯金がある方は生活
保護の申請をしても通らないのでは・・・?」 とお聞きした
ところ 「大丈夫! 貯金は全部使ってしまうから!」 と驚き
の答えでした。
更に詳しくお話を聞くと 「今の貯えで細々生活していても 何れ
生活保護のお世話になるしかない。それなら今の貯えを使い切って
少し贅沢をしたい。財産がなくなれば生活保護申請が通る。」との
議員さんの悪知恵を信じていました。
悪知恵は賃貸契約の内訳にまで及び エアコン設置・共益費は家賃に
含ませ契約上は無し・井戸水の物件なら家賃に含ませる・・・ETC。
「市が保証するので家賃の不払いはありえない。この条件を飲んで
くれる大家さんはいるはずだ。」・・・・・・なんとも疲れる話です。
他にも生活保護を受けている方の部屋探しは驚きの世界で悩みます。
まだまだ働けるのに 「働くと生活保護の支給額が経る。宗教活動なら
無給で人助けになる。」 との考え方も理解できませんでした。
身体障害者の方でも厳しい環境下で頑張って働いているニュース番組が
時々放送されます。
生活保護申請をする方の労働に関する条件をしっかり調査して ごね得
を見逃さない仕組みが重要だと思います。