見沼たんぼ近くの街

見沼たんぼ近くの暮らし紹介!

続 人面画土器

2018年11月18日 | 見沼たんぼ南玄関の街

今日は しばらく立ち寄ることのなかった市立浦和博物館を

覗いてきました。

 

以前人面画土器を見ようと出かけたところ たまたま大英博物館

に出張貸出中で現物が展示されていなかったのですが 今日は

写真に撮ってきました。

  意外と小さな土焼きの壺

(写真をクリックすれば拡大して見えます)

縄文時代晩期の作で作者不明 馬場小室山遺跡で発掘されました。

 

他にもいろいろな土器が有ったので もう一作品を紹介します。

  やや大き目な縦長の壺

縄文時代後期の作で作者不明 馬場小室山遺跡で発掘されました。

 

縄文時代は紀元前13000年から紀元前2300年位までの期間

で 前期・中期・後期・晩期と区分されているそうです。

 

馬場小室山遺跡の最下層には縄文中期の集落が確認されているようで

その上に後期・晩期とおよそ2000年間にわたり いくつもの住居

や貯蔵穴などの遺跡が創意的に積み重なっているそうです。

 

人面画土器が焼きあげられたころは 見沼たんぼは遠浅の海状で馬場

小室山遺跡が浜辺から少し小高い丘状になっていたと思われます。

 

目の前の人面画土器が 大雑把で4500年位前に縄文人の手で作られ

焼き上げられたものとはなかなか信じられません。

 

身近な見沼たんぼですが 時の流れを想像させる夢ある緑地です。

コメント
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