先日 毎日新聞で気になる記事がありました。
福島原発事故直後から福島県内の医療関係者の退職が多くなり
医師に限っても昨年3月1日と12月1日との比較で152人が退職
81人が着任し 差し引き71人の減だそうです。
医師には放射能に関する情報が一般人と比べて多く 医師としての
使命感があるにもかかわらず 放射能への恐怖心が強いのです。
福島から逃げ出すことになった理由として 家族の気持ちを大事に
したいとのケースも多いようです。
特に小さな子供のいる家族では 放射線被ばくしてしまうと将来
何らかの悪い影響があるのではないかとの恐怖心です。
放射性物質は煮ても 焼いても すりつぶしても なくなりません。
中和剤も解毒剤もありません。
放射性物質の寿命が終わるのをただ待つしかないのです。
その寿命はいろいろあって ピンキリです。
キリは非常に長く 何万年もかかるそうです。
人間が80年生きるとして 何代先になるやら・・・・・・・
医師も子供の親です。(将来の方も含んで)
我が子のために 悩み 苦しみ 出した結論が危険なものから
離れることです。
どうしてこんなことになってしまったのでしょう?
原因をしっかり検討し 原発事故をくり返さない仕組みつくりが
大事です。
「原発により多額の受益者と判定される人及びその家族は 原発
から半径10km以内に居住しなければならない。又 原発からの
距離は高受益金額順に近づくものとする。」 はいかがでしょう。
これなら 原発事業が慎重になり 事故がなくなりそうです。
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