今日の新聞で群大病院の2014、15年度の減収試算結果が公表されました。
減収試算を発表したのは会計検査院で内訳は次の様な内容でした。
①「特定機能病院」 の承認取り消しなどの影響で約2億4千万円
②がん診療連携拠点病院の指定が更新されなかった影響で約8千6百万円
③感染症対策等など3種類の補助金申請取り下げや見送りの影響は約7億
2千7百万円
以上合計で約10億円を超える減収予想です。
群馬県の最高学府による高度医療を提供していた病院が 一部の医師グループ
による 「難しい手術大好き・学会発表大好き」 による暴走で大きな痛手を
受けることになりました。
以前医師グループの概略処分内容を紹介しましたが 今回は病院が受けた大きな
痛手であり これからの将来を考えるととんでもない損失となったようです。
下り坂はさらに続き 15年度は臨床研修医の採用内定者が28人(募集定員59人)
だったのに対し 16年度は14人(募集定員57人)と半減 定員補充率も大幅下げ
となったようです。
下げトレンドが形成されるとしばらく続くので将来が不安になってきます。
テレビドラマ 「ドクターX」 で使えるストーリーがまた増えました。
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