以前紹介した群馬大学病院の腹腔鏡手術死問題について 群大第三者委員会
による調査結果が報告されたそうです。
調査結果は腹腔鏡手術問題だけでなく 一つの診療科で質の低い医療がくり返
されるのを許した病院組織のひずみまで明らかにしました。
10月から放送される連続ドラマ 「ドクターX 外科医・大門未知子」 の世界
でよくテーマにされる 「病院の収益優先」 「二つの外科 手術数争う」等
あってはならない世界が既に存在していたようです。
群馬大手術死 注目すべき調査結果のポイント
①死亡例が続いた後の執刀医への指導や管理が不十分
②医師体制が不十分なまま手術を拡大
③旧第一・第二外科が連携や症例の共有をしない
④教授が専門領域でないのに学会の高度技能医師を取得 それにより患者紹介が集中
⑤実質 一人の医師による施手術適応判断やリスク評価 治療選択が行われていた
⑥倫理的手続きが適切に行われていなかった
群馬大学病院の旧第一・第二外科の医師たちもテレビドラマの様に教授に対して
「御意!」 を連発しておだて上げ 揉み手で談笑していたのでしょうか?
昔のことですが 群馬大学病院に入院する時は袖の下を出すのは当たり前でした。
実家でも父が入院した時 少額ですが時担当医にお金を渡したとのことです。
昔は大学病院の医師は ありがたい存在で素直にお礼が出来ました。
今は 「ドクターX」 の影響で 「電卓医師」 を疑うようになりました。
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