昨日ご紹介した矢萩弘子さんの「Happy Flower」の内部映像です。昨日の写真では見えませんでしたが、互い違いに組み合わされた3枚のホイールと本体のミラーシステムとの間にもうひとつ、透明なガラスのドライセルがついていて、中にビーズなどのオブジェクトが入っています。この映像の中心部にあたるところ、つまり「大輪の花」の芯に当たるところが、細かいオブジェクトの動きで変化するようになっています。内部映像は、「ボディーのカラーに合わせて、グリーンを基調とした映像でありながら、単調にならないように工夫しました」と作家さん自身の説明がありましたが、ホイールの重なり具合で色と模様が大きく変化して、その工夫がちゃんと感じられます。素晴らしいのはやはり独特の映像の色合いです。別々に動く3枚のホイールを回すと、派手すぎず、しかも華やかで、豊かな映像、繊細でありながら大胆な構図の模様がどんどん生まれてきて、秀逸だと感じました。(写真ではその魅力を撮りきれませんでした。すみません・・・)
ホイールのはんだ部分がきれいな花弁のラインとなって映りこんでいますが、これもまた映像の一部として大きな効果を見せています。また覗き口がしずく型になっていて、可愛らしく、覗きやすくなっています。「ハッピーフラワー」というタイトルに矢萩さんは、見た人に一時の幸せを感じていただきたいという想いを託しました。
ホイールのはんだ部分がきれいな花弁のラインとなって映りこんでいますが、これもまた映像の一部として大きな効果を見せています。また覗き口がしずく型になっていて、可愛らしく、覗きやすくなっています。「ハッピーフラワー」というタイトルに矢萩さんは、見た人に一時の幸せを感じていただきたいという想いを託しました。