万華鏡の楽しみ ガラス色の幸せ

万華鏡の魅力、ガラス色の幸せを伝えたいと思います

伝統工芸を現代万華鏡に

2009-11-13 23:55:32 | 万華鏡ブログ
溝口好晴さんの「和の万華鏡展」から源氏物語絵巻の世界を表現したシリーズの作品です。多くの伝統工芸に携わり、その技術を深めてきた溝口さんならではの万華鏡です。日本の文字の美しさをこのように万華鏡のデザインにも取り入れているところが斬新ですね。漆の顔料を使っているという筒の色、質感も独自のもので、全体的に姿の美しい、装飾品としてもみごとな万華鏡ばかりです。右奥の作品は全面に螺鈿を施した手の込んだ万華鏡で、蓋を取ると覗き口があります。


ずらりと並んだ和の万華鏡たち。陶器、漆、蒔絵、般若心経・・・どのひとつをとっても、立派な存在感のある工芸作品です。そしてひとつひとつに万華鏡という機能があり、変化するアートをその中に持っているのですから、製作する作家さんのエネルギーの大きさを実感します。

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« シルクロード 溝口好晴さん... | TOP | 小さくても大きい万華鏡 »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | 万華鏡ブログ