よく雨が降ります 暑い日が続き「梅雨は終わったな」などと思っておりましたら どっこい まだまだですね
大雨によって多くの被害が出ています 工務店の社長で地質について専門学校で教えたりしている悪友によると
「毎年この季節になると九州地方の大水害・山崩れなどが報道されます。だいたい九州地方は火山が多く、火山灰が堆積した地層が多いので、通常は比重が軽く、吸水性が高いため、雨が続くと単位体積重量が大きくなり、通常安定していたはずの斜面が非常に不安定なものになるわけです。こんな事は土木地質をかじった者なら誰でも知っていることで、対策をするにも手を着けようがないということなんだろうと思います。」 「地盤に対する認識の浅さが今回のような悲惨な事件を起こします。何度も書きますが、こういう事件は天災ではありません。明らかな人災であることをお役所の方と私たち一般人とが共通の認識として持っていないといけません。」
なんてことをブログで語っています
確かに自分の住んでいる土地がどんな特性をもった土地なのか もっと興味をもたなければならないハズですね また私の場合 販売している土地に関してはプロとしての見識を持ち適切な処方をしなければなりません
土地はいろんな顔を持っています 見かけだけ良くしても顔を良く見ると歴史が刻まれています 地名を読むだけでも その街が 乾いた土地か湿った土地か 丘の上か谷なのか 察しはつきます 長い歴史が培った知恵と新しい技術の融合 あらゆる知恵を駆使したいものです 雨は必ず降るのですから そして雨は地球にとって必要なモノなのですから