“縁”とは不思議なモノです
たまたま○○したことが というお話です
たまたま その1
昨年の夏 会社のレイアウト変更で机の移動がありました 溜まりに溜まった資料をどうするか 当然不要なモノは捨てる訳ですが 保存か廃棄か 廃棄するにしてもそのまま捨てるか廃棄証明付で捨てるか はたまたシュレッターにかけるか 結構悩み時間が取られる作業です「最近見ていない」=「無くても困らない」という解釈でバッサ・バッサと捨てていた時のこと書類の山から黄ばんだ新聞の切り抜きがハミ出しているのが目に留まりました そっと手にとり見ると 「あ~ そう言えば 面白いと思って 随分前に切り抜いたっけ」と思い出しました 少し眺め捨てずにキープしておきました
たまたま その2
大坂城と書いて「だいはんじょう」と読む「大坂城の会」という飲み会があり 月に1回集まっています たしか2002年頃 たまたま居た数人で「バンドでもやろうか」ということになりましたとりあえずバンドを結成 その名も「大坂城慰問楽団“Daihanjyo Jug Band”」たしか2004年頃 その大坂城の会にてバンドとしてのLIVEを たまたま大阪の本町界隈のお店の一部を貸し切ってやっておりました 一般の席の方から こちらを気にしている人が そのお店の内装なども手がけたという設計士さんで 気がつけば一緒になって演奏 意気投合 夜更けまで延々と
たまたま その3
大坂城慰問楽団“Daihanjyo Jug Band”のリーダーKanpai氏 はるか昔にとある日本人の自主制作のLPレコードを購入
当然のように
その設計士さんは大坂城慰問楽団“Daihanjyo Jug Band”の正式メンバーに
お察しの通り その設計士さんは かつてすべての楽器を一人で多重録音して自主制作レコードを作ったご本人でした
たまたま その4
件の新聞の切り抜きを改めて読むと 「あれ~ぇ」 早速メールを出しました
Sent: Friday, August 31, 2007 11:24 PM
Subject: 新聞
> まいどです
> 事務所の配置換えで移動するので古い資料を整理していました
> 廃棄処分する書類を仕分けしました
> 仕分けし終えた書類の山を眺めていたら 黄ばんだ新聞の切り
> 抜きが目にとまり 引っ張り出しました 何年か前 私が何か
> のネタにと切り抜きしたものでした
>
> たぶん朝日新聞(日経かも)
>
> 住まいと仲良く
> 合理性とは?
> 豊かさ犠牲は本末転倒
>
> というものでしたが最後に(建築家 戸田和孝)とありました
> これって戸田さんですよね
> 日付が無いのですが いつごろですか
Sent: Mon, 3 Sep 2007 09:38:10 +0900
Subject: Re: 新聞
>また古い話ですね。
>たしかにソレハ私デス。
>1994年4月から1996年3月までの2年間、私含めた4人の建築士で、
>朝日新聞学芸欄『住まいと仲良く』を担当しました。
>件の記事は最後のもので、1996年3月9日版です。
>週一回、四人で執筆ですから、1ヶ月に一回コラムを書かなけれ
>ばいけない。これってしんどかったですが、見てくれている人は
>見てくれているのですね。
>実は、連載の最中、「あれってオマエやろ?」と小学校の同級生
>からいきなり電話があったりして、そういう点では嬉しかったで
>す。原稿料も朝日はけっこう良かったし。
>この他にもいろんなところで書いているので、そのうち参考にな
>りそうなものを集めてお渡しします。
1996年に「エエこと書いたはるわ」と思い切り抜いた新聞!
バンドに参加後3年間 その原稿の執筆者と知らずにお付き合い!
たまたま再発見し 原稿内容を再認識! ついでにご本人も再認識!
とにかく器用でどんな楽器も巧い人!
「本業もしっかりやったはるわ」と再認識したエピソードでした