1月22日にいつものように1ヶ月に1回の高血圧の受診後の,薬局で
薬を長くいらいらしながら待たされている時にかかっていたNHKからファビオ・ルイージの
指揮で25,26日にカルミナ・ブラーナの公演があると言うお知らせが流れて、
飛び上がるほど驚き、職場に戻ってネットで確認したところ
チケットが残っていました。 N響の会員の友人に行くのかと思って
メールして尋ねたところ、彼女のチクルスには入っていないとのこと。
是非一緒にということになり、日曜日のチケットが会員価格で
手に入りました。驚いたことにN響きの公演は1,500円の席が一般でも
あり、3,500円の席でも3回の中央ですごくいい席でした。
何しろピアノ4台が中央に並ぶ最初の曲と、大勢の合唱団が後ろに
付くカルミナ・ブラーナ・・もうこの席で充分でした。
いつもブレない,マエストロ
ソプラノは期待の新人とのこと。透き通ったきれいな声でした。
1月26日 NHKホール
NHK交響楽団
指揮:ファビオ・ルイージ
ソプラノ:モイツァ・エルトマン
テノール*:ヘルベルト・リッパート
テノール**:ティモシー・オリヴァー
バリトン**:マルクス・マルクヴァルト
合唱:東京混声合唱団
合唱**:東京藝術大学合唱団
児童合唱**:東京少年少女合唱隊
オルフ/カトゥリ・カルミナ*
オルフ/カルミナ・ブラーナ**
打楽器ほどんどでずっぱりのショスタコヴィッチとかとおそらく同年代の
オルフのダイナミックな曲です。指揮者とはそんなに練習していないのだろう
けどすごい達成感のあるコンサートでした。
(二日目の公演を選んだのはそういう理由ですが、彼女曰く初日の方が
いい場合があると・・・N響の場合TV用の収録が一日目が多いとのこと。)
突然ソプラノのソロでイン・トゥルティーナが歌われたときは不意を
突かれた感じがしました。キャスリーン・バトルで良く聴いていたけど
大好きな曲でした。(他にオン・ブラ・マイフやシューベルトの「夜と夢」が
お気に入りでした。)オーケストラと指揮者、ソリストとのきめ細やかな
やり取りが素晴らしかったです。
あれだけの人を引っ張っていくファビオ・ルイージの才能に驚くばかりです。
イン・トゥルティーナを聴きながら、クルトルハイム聖堂での結婚式を
思い出していました。フロモン神父様がよく聞きなれた曲が演奏されるから
その時にお父さんと一緒に入ってきてくださいねと言われて
曲目を聞いていなかったのでこれかしらと思ったのが、オン・ブラ・マイフ・・
父と腕を組んでバージンロードを歩いていきました。
今では父も主人もこの世にはいなくて・・・
2月14日のいいお天気の日でした。
私の大切な宝物の一日。ふとまだ読もうと思って読んでいない
「夜と霧」のフランクルの言葉を思い出しました。
「あなたが経験したことは、この世のどんな力も奪えない」
わたしたちが過去の充実した生活のなか、豊かな経験のなかで実現し、心の宝物としていることは、
なにもだれも奪えないのだ。
「過去は大切なものを永遠にしまってくれる金庫。過去は宝物」とNHKの読書番組
の時に姜尚中さんだったかほかの人だったか忘れたけど言い換えて思わずメモを
撮りました。
音楽はその調べの中に、それを聴いた大切な時を思い出させてくれる。
薬を長くいらいらしながら待たされている時にかかっていたNHKからファビオ・ルイージの
指揮で25,26日にカルミナ・ブラーナの公演があると言うお知らせが流れて、
飛び上がるほど驚き、職場に戻ってネットで確認したところ
チケットが残っていました。 N響の会員の友人に行くのかと思って
メールして尋ねたところ、彼女のチクルスには入っていないとのこと。
是非一緒にということになり、日曜日のチケットが会員価格で
手に入りました。驚いたことにN響きの公演は1,500円の席が一般でも
あり、3,500円の席でも3回の中央ですごくいい席でした。
何しろピアノ4台が中央に並ぶ最初の曲と、大勢の合唱団が後ろに
付くカルミナ・ブラーナ・・もうこの席で充分でした。
いつもブレない,マエストロ
ソプラノは期待の新人とのこと。透き通ったきれいな声でした。
1月26日 NHKホール
NHK交響楽団
指揮:ファビオ・ルイージ
ソプラノ:モイツァ・エルトマン
テノール*:ヘルベルト・リッパート
テノール**:ティモシー・オリヴァー
バリトン**:マルクス・マルクヴァルト
合唱:東京混声合唱団
合唱**:東京藝術大学合唱団
児童合唱**:東京少年少女合唱隊
オルフ/カトゥリ・カルミナ*
オルフ/カルミナ・ブラーナ**
打楽器ほどんどでずっぱりのショスタコヴィッチとかとおそらく同年代の
オルフのダイナミックな曲です。指揮者とはそんなに練習していないのだろう
けどすごい達成感のあるコンサートでした。
(二日目の公演を選んだのはそういう理由ですが、彼女曰く初日の方が
いい場合があると・・・N響の場合TV用の収録が一日目が多いとのこと。)
突然ソプラノのソロでイン・トゥルティーナが歌われたときは不意を
突かれた感じがしました。キャスリーン・バトルで良く聴いていたけど
大好きな曲でした。(他にオン・ブラ・マイフやシューベルトの「夜と夢」が
お気に入りでした。)オーケストラと指揮者、ソリストとのきめ細やかな
やり取りが素晴らしかったです。
あれだけの人を引っ張っていくファビオ・ルイージの才能に驚くばかりです。
イン・トゥルティーナを聴きながら、クルトルハイム聖堂での結婚式を
思い出していました。フロモン神父様がよく聞きなれた曲が演奏されるから
その時にお父さんと一緒に入ってきてくださいねと言われて
曲目を聞いていなかったのでこれかしらと思ったのが、オン・ブラ・マイフ・・
父と腕を組んでバージンロードを歩いていきました。
今では父も主人もこの世にはいなくて・・・
2月14日のいいお天気の日でした。
私の大切な宝物の一日。ふとまだ読もうと思って読んでいない
「夜と霧」のフランクルの言葉を思い出しました。
「あなたが経験したことは、この世のどんな力も奪えない」
わたしたちが過去の充実した生活のなか、豊かな経験のなかで実現し、心の宝物としていることは、
なにもだれも奪えないのだ。
「過去は大切なものを永遠にしまってくれる金庫。過去は宝物」とNHKの読書番組
の時に姜尚中さんだったかほかの人だったか忘れたけど言い換えて思わずメモを
撮りました。
音楽はその調べの中に、それを聴いた大切な時を思い出させてくれる。