Reflections

時のかけらたち

美しいピアノの音色の中で ・・・ filled with beautiful crystalline sound of piano

2014-09-12 23:55:11 | music


今日のコンサート


東京芸術劇場コンサートホール

アーティスト
ピアノ:フレディ・ケンプ

曲目
ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109
シューマン:
  幻想小曲集Op.12  トッカータOp.7
ムソルグスキー:
  組曲「展覧会の絵」


アンコール
 ラフマニノフ プレリュード op.23-10
 ベートーヴェン ピアノソナタ 悲愴 第2楽章

アンコールを日本語も入れて紹介したので
驚きましたが、お母さんが日本人とあとで知りました。


ピアノの音色を聴くのは本当に久しぶりです。
最初っからベートーヴェンの後期ソナタを入れるという
緊張あるプログラムです。

久しぶりにベートーヴェンを聴きました。やさしく包容力のある作品。
アンコールの悲愴ソナタも透明な美しさで、初めてこの曲を
聞いたのはアシュケナージのコンサートだったことを思い出しました。
こんなに美しい曲がるのだと驚きました。メロディーが湧き上がってくる
感じが素晴らしく。
またそのメロディーの中から浮かび上がってくるのは母のこと。
年を重ねていくうちに大好きになっていった母。お父さん子だった私は
大人になってから母のことがよくわかるようになった。

不思議なことに、作ってもらった洋服の生地なんか鮮やかに
思い出していた。


シューマンの幻想小曲集はマリア・ジョアン・ピリスで
ある時期毎晩聴いて寝た曲。シューマンの音の鮮やかさを感じました。

フレディ・ケンプはドラマを作り上げていくような音楽です。
いろいろな音を作り出し。
「展覧会の絵」はピアニストの表現力が試されるような曲です。
どれだけ不思議な世界を作れるか・・そしてダイナミックに。

やさしく激しく・・時に音楽がとまったように感じられるときも
あり、いい気持ちに眠くなり、夢の中に引き込まれそう・・


コンサート案内チラシの中にラフマニノフの「晩禱」をみつける
義理の姉の友人のコンサート仲間。目白のカテドラルでのコンサート。
ラフマニノフの声楽曲も好きなので行ってみたくなりました。
コメント
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