Reflections

時のかけらたち

初秋の懐石 ・・・ tea-ceremony dishes in early autumn

2014-09-21 23:47:39 | dish















暑い夏の日の教室から1か月以上間が空いて、秋の懐石の講習が
とても新鮮でした。
講師の先生が料理を作りながら、素材や調理器具についての質問から
話しが広がっていってとても興味深いです。
今回は初めて見る糸瓜が登場。地方ではよく売っているらしい。




椀 絹ごし豆腐卵じめ 吉野仕立て




焼き物 鯖若狭焼き みょうが酢漬け 菊酢漬け





煮 物 炊き合わせ 秋のふきよせ
    小芋 南瓜 蓮根 百合根 人参 鶏団子旨煮 小倉 絹さや

ひとつひとつ煮るのでとても家庭ではできないけれど(せいぜい3種くらいですよね)、蓮根の切り方とか
鶏肉団子に白身魚のすり身を加えるなど参考になります。








小 鉢  錦糸瓜

 この瓜、糸のようにひけるのです。食感も良くおいしかったです。あたり胡麻を三杯酢で伸ばしたものをかけます。






和え物  梨の白和え

 これが最高においしかったです。梨とセロリときゅうりが入っているだけですが
和え衣が滑らかで、私が作る雑な白和えとは別物ですね。
今度トライしてみます。豆腐の水切りが大変なので厚揚げの中身を使うのが
家庭ではいいと先生の助言がありました。





酢 肴  いわし酢じめ 卯の花まぶし

 いわしとは思えない上品な料理でした。おからは水漉しをして滑らかにいります。
卵黄を入れ、さらに湯せんをしてしっとりとぱらぱらにします。
家でおからを扱ったことがないので、これもまた作るのが楽しみです。




ご 飯  しめじごはん



この時間はとても濃密な時間のように思えます。知らない言葉が出てきたり、
今私にとっては日本料理が一番新鮮かもしれません。
イタリアンなんて適当に作れちゃうような気がして。


水曜日の午前、中野からバスで向かいますが、世の中、老人が多く驚きます。
バスの中で老人同士はすぐ助け合ったり、お話しています。
大きな声で71歳なのと話していたおばあさんはとてもふけて見えて
ちょっとショックでした。東京都の交通パスがもらえるらしい・・
そういえば昨日行った向島百花園は敬老週間で入園料無料ということで
それ~って行ったのだけどもともと入園料150円だった
だけど付添いの娘も無料となっていました。どっちが付き添いかわからんけど・・
それに敬老なんていう言葉、死語に近いと感じるこの頃です。

話しは戻って星岡料理教室には中野から早稲田通りをバスで通っていくのですが
以前住んでいたところの近くを通るのでいつも思い出と一緒です。


Sep.17  2014  


コメント (4)
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