指揮:エサ=ペッカ・サロネン
ヴァイオリン:ヒラリー・ハーン
管弦楽:フィルハーモニア管弦楽団
シベリウス/交響詩「トゥオネラの白鳥」 『レンミンカイネン』組曲 op.22 より 第2曲
ブラームス/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
ベートーヴェン/交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 op.55
アンコール:
J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番 BWV 1006 Loure
シベリウス 悲しきワルツ
久しぶりのヒラリー・ハーン また大人の女性になった感じがしました。
その音色は久しぶりです。ブラームスは情熱が伝わってくる演奏で、
ヒラリー・ハーンを生で聴ける幸せを感じました。
アンコールはバッハ。 なぜか涙があふれました。 魂の歌。
自分もなくなり、ただ音楽で美しく浄化されるようなそんな感じでした。
母のことはなぜかとても近くに感じられました。主人も思い出してよと
浮かんできました。会社の帰りに日本橋に寄るときはいつも最後の施設に
向かう時にとおった道路の上を通るので、そのたびに胸が痛みます。
ベートーヴェンの英雄もまた英雄かと思ったのですが
ベストのように素晴らしかったです。重々しくなくそれでいてスケールが大きく・・
サロネンって素晴らしい指揮者です。以前も聴きに行ったことがありますが
今回初めて感じました。 アンコールもヤルヴィーとかもよくやる曲ですが
もっとデリケートな感じがしました。
英雄でも涙がたまり、今日はどうしたのだろうと思いました。
心動かされたコンサートの一日でした。