Reflections

時のかけらたち

さくらの季節 ・・・ season of growing

2015-04-04 23:50:35 | seasons




今日は曇り・・いわゆるソメイヨシノの桜前線は
東京を通過してしまったようで、千鳥ヶ淵の桜祭りも明日が
ライトアップの最終日ということでした。

やっぱり記憶の中にも積み重ねられた千鳥ヶ淵が私には一番の
お気に入りかしらね。それぞれどこの桜もいいけれど・・

いつもこの桜を永遠に見れると思っていたとお別れのメッセージが
きたイタリア文化会館の館長さんの言葉にあるように
イタリア語を習っていた20代後半に見ていたここの桜は
格別です。地下鉄を上がって、緑のお濠の淵に咲く桜が浮かんで・・

雨上がり主人と二人で人が少ない遊歩道を歩いて
今はマンションに建て変わってしまったフェアーモント・ホテルで
お茶をしたこともありました。Tはコロンボみたいなヨレヨレの
レインコートを着ていたっけ。

午前中のヨガを終えて午後はどこかの桜と思っていたけど
はやりこの場所に。
マンモス大学の入学式が武道館で行われて、整理の人が出て混雑して
いました。花見客はいつもの込みようではなかったけれど、
見損なった人たちが遅ればせながらだいぶ散った花を
見に来ていました。靖国神社の方がにぎわっていたようでした。

少し花冷えする中をお濠の桜を眺めて、市ヶ谷まで歩き、ゴンドラで
ケーキを買って帰りました。シフトでいきなり11時過ぎに帰ってきた
娘と食べました。お弁当を持って行っているので私も夜一人で
同じものを食べました。いつも食事は一緒だったので
何か味気なくて。就職したてなのに厳しい現実。クタクタになりながらも
結構楽しそう・・


















マンションの周りのハナミズキの新芽が育ってきていました。






帰ってからは卒業式で使ったSの和服の小物を片付けたり、
書類や部屋の整理を久々に最近また聴いているホセ・カレーラスを大きなボリュームでかけながら
しました。靴の整理とか片付けとか、季節の変わり目にすることもいろいろあります。

最近聞いているカレーラスの聴きやすい昔のアルバムで、Memoryが心に深く響きました。



ホセ・カレーラス 歌の宝石箱

カタリ
彼女に告げて
遥かなるサンタ・ルチア
オ・ソレ・ミオ
帰れソレントへ
忘れな草
光りさす窓辺
ラ・ダンツァ
セレナータ
かわいい口もと
愛の喜びは
カロ・ミオ・ベン .
アベ・マリア
パニス・アンジェリクス
グラナダ
ソラメンテ・ウナ・ベス
トゥナイト
慕情
メモリー
マイ・ウェイ



Daylight
See the dew on the sunflower
And the rose that is fading
Roses wither away
Like the sunflower
I yearn to turn my face to the dawn
I am waiting for the day


Memory
Turn your face to the moonlight
Let your memory lead you
Open up, enter in
If you find there
The meaning of what happiness is
Then a new life will begin


Memory
All alone in the moonlight
I can smile at the old days
I was beautiful then
I remember
A time I knew what happiness was
Let the memory live again


Burnt out ends of smoky days
The stale, cold smell of morning
The streetlamp dies in the cold air
Another night is over
Another day is dawning


Daylight
I must wait for the sunrise
I must think of a new life
And I mustn't give in
When the dawn comes
Tonight will be a memory too
And a new day will begin


Sunlight through the trees in summer
Endless masquerading
Like a flower as the dawn is breaking
The memory is fading


Touch me
It's so easy to leave me
All alone with the memory
Of my days in the sun
If you touch me
You'll understand what happiness is
Look, a new day has begun


Catsを昔見たけれど、その時はそれほど感激しなかったことを
覚えています。「ラ・マンチャの男」か「オペラ座の怪人」や、「レ・ミゼラブル」は
すごかったと思ったけど・・

父が残したCDを見ていたらマリア・ジョアン・ピリスやポリー二のショパンが出てきたので
聴いてみようかと思いました。

最近はずっとバッハばかりで、ホセ・カレーラスも久しぶりだったけど
とてもよかった。英語では歌ってほしくないけど・・
今の自分の気持ちにあっているのか・・ 生活も変動していく、同じ状態は続かないという




最近は毎日、アンデルシェフスキーのバッハを聴いて寝ています。
時にヒラリー・ハーン

先週夕刊で安田謙一郎が国立博物館、法隆寺館でバッハの無伴奏を演奏することを知り、即チケットを
申し込みました。これも40年ぶりくらいかと・・私の大好きだったチェリストです。
コメント (2)
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