Reflections

時のかけらたち

私の着物スタイル ・・・ my favorite kimono style

2015-10-04 23:26:00 | my favorite
最初は家にある着物を活かしたいという気持ちで始めた着付けの
練習ですが、今年の5月に西陣の「まい鶴」で織っている方の話しを
聞いたときに見せていただいたストライプの着物に着たかった着物は
こういうものだったと思いました。
和服というとどうもフォーマルでしか着ていなかったので、正式なもの
というのがまずよぎって、フォーマルな帯を最初に買ってしまいましたが
本当に欲しいのは普段着だったことが始めてすぐ気が付きました。
当初は母や祖母の着物に帯だけでも新しものを組み合わせてみたりして
いましたが、全部自分でチョイスするコーディネートもしたくなってきます。

このストライプの着物には帯で有名なまい鶴の黒地で唐草、笹、梅などが
アレンジされた帯を合わせましたが、今回は大好きな越後工房の白地の帯にしてみました。
越後工房は家族で工房をやっているところで、とても丁寧な仕事をしています。

今日の着付け教室プレミアム最終日に初めて和服を家から着て行きました。
教室についてから全身をとってもらい、練習後も撮ってもらいました。












だいぶゆったり着れるようになったけど、半襟の出し方がまだうまくいきません。
もっと出したいのですが、すぐ見えなくなってきます。





練習の後でも1枚撮ってもらいました。まだ半襟が少ない感じですが、また楽そうに
なっています。先生にはみんなこんなに締めているのと驚かれています。
崩れたり、取れたりするのではと心配で。





最近、仏像や白洲正子さんがついているので和楽という本を買いました。和服についても
出ていて、森田空美さんが勧める和服スタイルがありました。着物は無地感覚のが多く
モノトーンのコーディネートが多いです。シックですが無難で面白みには欠けます。
都会的で無機的な感じも少しします。初めて知りましたが、大まかにいえば
私の好きな着物タイプに近いです。無地か無地に近いところで合わせるという点は。
同じモノトーン系が得意な池田には、効かせるキラリとしたおしゃれ感があります。
それがセンスというものなのでしょうか・・池田には何か古い布からくるのか暖かさも感じられます。


昨日は鎌倉に昨日限定で公開されている華頂宮邸と大佛次郎の茶室を見に行った帰り
小町通りにクロスする道路沿いのギャラリーでリサイクル着物のアウトレットが
あり、のぞいてみると大島や塩沢紬、琉球紅型や献上博多織やら素敵なものが
たくさんあり遊んで帰りました。四国の呉服屋さんで以前は銀座のアンティーク・モールの
かわの屋の隣で営業されていたとのことですが、四国に戻り、現在は神楽坂や鎌倉で
定期的に展示会をしているとのことでした。主人の本籍地と同じ市で偶然ですが驚きました。
矢野橋村(きょうそん)という四国を代表する日本画家の絵を同じように
持ち続けていました。呉服屋さんですのでリサイクルのほか直に仕入れて組合を
通さないで買うので価格も安いものがあるとのことです。

今日は着付けのけいこの帰りに初めて着ていったので
銀座三越の呉服売り場の店員さんに会いに行きました。
いつもいろいろ教えてもらている方です。今はリニューアル中で
受け渡しのコーナーしかないのですが、ちょうどいらしたので
着物のこといろいろ話して教えてもらいました。
三越も問屋さんを通さず直接買うのでお値段は小売店より
安い場合もあるとのお話でした。デパートは高いとの
感覚がありました。

リサイクルでしつけ糸を取っていない未使用で気に入ったものがサイズも
ぴったりだとそういうものが一番お買い得と今後は池田や
上質のリサイクルを扱っているところで欲しいものが見つかればいいかと
思います。
今度着付け教室でクリニックがあり比較的安くお直しをしてもらえるので
母の普段に着れそうな小紋が幅だしで着るれるか相談しようかと思っています。
祖母のは短くても限度内かと思うのですが、母のはかなり苦しいので
今までに2枚幅だしをしました。

昔の日本人はみんな着物だったので、特別なことと思わず
受け継いだものを着たいと思いました。



コメント (6)
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