8月11日
7時24分のあさまで軽井沢へ脱出。行く日を決めていなかったので予め新幹線の座席指定のチケットを買わずに
飛び乗るつもりでいました。お盆も間近だったので混むかと思い30分くらい前について自由席に並びましたが
意外なことに上野から乗っても大宮から乗っても座れるくらいすいていました。
東京は猛暑続きで参ってしまうくらいでしたが1時間少しで着く軽井沢も駅に降り立ったら、昔だったら涼しかったのに
近年気温がだいぶ上がっていて、今回は軽井沢についた気がしないような気温でした。それでも風が吹いて湿度がないので
少しだけさわやかさがありました。9時前に着いたのですが、駅のお店は開いていません。沢屋のピロシキでも買っていって
朝食にでもしようかと思いましたがどこも開いていなかったので、そのままタクシーを待ちましたがなかなか来ません。
いつもだったらすぐ来るのにね。72でゴルフトーナメントがあるけど関係あったかしら? 以前は皇族が通ると交通規制が
あったけれど・・
2年間開けていなかった家を空けて(定期的に管理会社が空気を通してお掃除をしてもらうことにはなっていますが、半端でない
軽井沢の湿気です)、布団を干しました。暑いとはいえ掛け布団が必要な軽井沢です。2日後に娘が友達と泊まっていた軽井沢
プリンスホテルより移動、5日後に妹が来るのでその分の布団の準備をして、あまりきれいでなさそうなカバーを洗濯したり
軽井沢では貴重な晴日です。晴を狙っての到着は大成功でした。翌日も晴れたのですが、午後からは曇ったような記憶です。
一段落して隣にいるいとこに挨拶に行って、家に戻り朝食。ついてすぐは買い物にも行けないので家からとりあえず残りものの
食料品を持って行きます。コールスローをたくさん作って持ってきたのでバケットとツナ缶を開けて朝食。
炊事をしながら、窓の外の緑を見るのが好きです。夏にはツリバナの実を見ながら・・
水の冷たさが心地よく・・・
ここに来ると水の冷たさと木々の緑とそこに吹く風がいつも私を生き返らせてくれるような
感じがします。軽井沢にくればそれだけで満足です。
木々の間から太陽の光が揺らめきます。
隣同士に点在するいとこたちの家。
一人は定住。そしてもう一人のいとこはリモートワークでよく来ています。
孫たちを結び付けてくれるのはここにもともと別荘を持っていた祖父です。
祖父がいつもかぶっていた帽子とステッキを飾っています。
もう亡くなって20数年たちます。
祖父のスケッチもそのまま・・
夫が娘の小さいころを描いた絵もそのまま・・・
昔のスタバの紙袋のHome for the Holidaysと書かれているのが気に入って
額に入れたものもそのまま・・・
マンション暮らしの私には緑に囲まれて過ごすだけで感覚がよみがえり、リフレッシュできます。
リモートワークで時々来ているいとこも私が来る前日の夜に軽井沢に来たとのことで、夕食は彼の家の
テラスで私が家から持ってきた野菜とソーセージで作ったポトフと彼が作った山のようなサラダでお酒を
飲み、話をして気持ちのいい時間を過ごしました。いとこはプラント建設の会社に勤めているので
海外での仕事が多く、いろいろな国の話を聞くのが面白かったです。またコロナで亡くなった彼の友人の髙木椋太
さんは小学校から高校まで一緒で高木さんは北大を出て最初は出版関係の仕事をしていて途中からシャンソンの
道に行ったことを知りました。動物と植物を愛した素敵な声の持ち主で、私も一度生で聴いてみたかったです。
Aug.11 2022 Karuizawa