ホノルルのワードセンターにある映画館で、ヴィン・ディーゼル主演のリディック・シリーズ最新作「Riddick」を観ました。
9月6日に全米で公開されたばかりで、これが3作目です。
8年前の2作目で「リディック」の邦題を使っているので、この最新作が日本で公開される時は、「リディック3」というタイトルになるのかもしれません。
ということで、シリーズのこれまでを復習してみます(笑)・・・・
2000年「ピッチブラック」Pitch Black
旅客を乗せた定期船が事故を起こし、無人の星に不時着した。乗客の多くは死亡し、生き残ったのは殺人犯リディック(ヴィン・ディーゼル)、彼を護送する刑事ジョンズ(コール・ハウザー)、気弱な副操縦士フライ(ラダ・ミッチェル)、イマム(キース・デイヴィッド)率いる謎めいたイスラム教徒たち、家出少年ジャック、地質学者のジークとシャザ夫婦、それに自分勝手な骨董商のパリス(ルイス・フィッツジェラルド)。立場上、フライをリーダーとし、彼らは協力してこの砂漠の惑星から脱出の道を探ることになる。だがある時、洞窟を発見したジークが、その中に引きずり込まれて死んでしまう。未知の生命体たちが彼を食べてしまったのだった。その生命体は暗闇に住み、光を浴びると火傷して死ぬ。しかしもうすぐこの惑星に、22年に一度の完全な夜の日がやってくるのだった。彼らはこの危機を乗り切るため、手術によって夜目がきき、宇宙船の操縦もできるリディックを殺人犯にもかかわらず頼ることになる。こうして彼らは共に、暗闇の中で光を求めて彷徨うのだった……。
2004年「リディック」The Chronicles of Riddick
遥かな未来。世界はロード・マーシャル(コルム・フィオーレ)率いるネクロモンガーの狂信的な軍団によって、征服の危機にあった。その頃、氷の惑星でひっそりと暮らしていたお尋ね者のリディック(ヴィン・ディーゼル)は、トゥームズ(ニック・チンランド)率いる賞金稼ぎたちに執拗に追い回されていた。旧知の男イマム(キース・デイヴィッド)が住むヘリオン第1惑星に向かったリディックは、エーテル状の生命体エレメンタル族の使者エアリオン(ジュディ・デンチ)と対面。エアリオンは、ロード・マーシャルによって撲滅されたフューリア族の生き残りがリディックではないかと考え、彼を探していたのだった。やがてネクロモンガー艦隊の総攻撃が始まり、リディックは脱出するが、トゥームズに捕まってしまう。彼の心理を巧みに操作し、惑星クリマトリアの刑務所に向かわせるリディック。そこには、かつてリディックに憧れていた少女キーラ(アレクサ・ダヴァロス)がいた。刑務所の中で再会した2人は他の囚人たちと脱出を図り、その行く手にロード・マーシャルの差し向けた司令官ヴァーコ(カール・アーバン)とピュリファイア(ライナス・ローチ)が立ちはだかる。いよいよリディックは、ロード・マーシャルと全面対決。戦いの中で危機に陥ったリディックをキーラが助けるが、彼女は殺されてしまう。そこから反撃に出たリディックは戦いに勝利し、ロード・マーシャルに代わって、ネクロモンガーのリーダーとして迎えられるのだった。
・・・・さて、この3作目ですが、上記の1作目、2作目をある程度踏まえておかないと、何の話なのか、よくわかりません。
ま、わからなくても大丈夫な映画ではありますが(笑)。
ざっくり言えば、ひたすらエイリアンとの戦いです。
サソリが巨大化して肉食系エイリアンになっちゃた、みたいな。
これが大量発生するので、ヴィン・ディーゼルも大変です。
大変ではありますが、ディーゼルは驚きの頑丈さで戦い抜きます。
武器はナイフとか、自製の巨大斧みたいなもの。
グシャッ!とか、ドバッ!とか、結構エグイ場面もあるのですが、ホノルルの観客は、例によって、みんな笑いながら見ていました。
とにかく遠い未来の、宇宙の果てにある星が舞台のお話。
えーと、日本での公開日は、現在のところ未定です。
それから、本編上映前に、何本かの予告編が流れたのですが、「47 Ronin」が圧倒的に面白そうでした。
「47 Ronin」って、忠臣蔵の四十七士だもんなあ。
キアヌ・リーブスと真田広之が、画面にどどーんと登場。
どうやら真田広之が大石内蔵助で、浅野忠信が吉良らしい。
じゃあ、キアヌは何者?(笑)
柴咲コウ、菊地凛子の顔も見えましたが、予告の雰囲気は、完全に男のドラマでした。
「47 Ronin」というタイトルがいい。
公開は12月6日。
早く見てみたいです。