碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
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信州・松本で

2012年11月18日 | 日々雑感

特急あずさで、信州・松本へ。

岳父(家内の父親ですね)の「米寿(88歳)のお祝い」を、浅間温泉の旅館で行った。

88歳で目出度いのはもちろん、すこぶる健康かつ元気なことが、本当に目出度い。





子供たちはもちろん、孫たちも全員集合で大宴会、そして1泊。

温泉(露天風呂あり)に2度入る。ゼイタクじゃ。

高校生の息子が背中を流してくれた。これもゼイタク?(笑)







帰り道、市内の四柱神社で、あれこれ祈願(笑)。

高校時代、この神社の隣にあった鶴林堂書店に、ほぼ毎日寄っていたのだが、今はもうない。残念だ。

駅へ向かう途中、高見書店で、“アンコール復刊”の岩波新書2冊。

桑原武夫「一日一言」と、脇圭平「知識人と政治~ドイツ・1914~1933」




続いて、隣接する古書の慶林堂へ。

ご主人にご挨拶。

島崎藤村から平林たい子、丸山健二、そして臼井吉見「安曇野」「獅子座」など、信州にゆかりの作家や作品が並んでいるのは、さすがだ。







ここで3冊入手。

サマセット・モーム「人生と文學」は昭和34年の初版本だ。

50年以上前の本を、こうして手にとって読めるのは嬉しい。

以前、文庫本で読んだ相倉久人「現代ジャズの視点」は昭和49年の初版本。

栗村政昭「ジャズ・レコード・ブック」が昭和50年の改定新版で、これまで読んだことがなかった。














新宿行きの電車の中から富士山が見えた。

やはり美しい。

なんだか、少し得した気分でした(笑)。




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